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カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。
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↑ カンボジアの市場の様子。
 果物がいっぱい。
 カンボジアは、もう、かなり暑くなってきているので、
 おいしい果物が店先に並びます。

前回、日本語の勉強について、書いたので、続きで。

私が、今教えているのは、日系の会社。
なので、学生も社会人である。
しかも、日本人スタッフと話す機会が多い人が中心なので、
幹部とまでは、言わないが、
数年の勤務経験がある人がほとんどだ。

すると、自然に年齢層が高くなる。
20代後半がほとんど。
30過ぎもいる。
結婚している人も多いし、
子どもがいる人だっている。

日本語を勉強している学生は、一般的には
ほとんどが大学生(高校生)か、社会人1,2年目が多い。

しかし、私は、こういうちょっと年齢層高めの学生が好きで、
(年齢層が高いと、やはり話も合うし、
なんとなく、ここが覚えられない、というツボも理解できる)
元サラリーマンとしては、
仕事との両立の大変さも分かる。

以前には、大学生や若い人を中心に教えていたこともあるが、
社会人のほうが、
すぐに仕事に直結した表現も教えらるし、
目的意識も高い。

そして、もちろんいろいろ違いもある。
授業の際には、
学生が興味を持つような文を作るようにしているのだが、
若い人だと、

彼、彼女がいますか?

で盛り上がるところ、

そこは、アダルトな学生たち。
何か、私に伝えようとしている・・・。
え、あんたが言いたい文って、

愛人がいますか?


世界で一番大切なものに、
迷わず

お金

と答えたり(せめて、家族って、言ってよ)。

AとBとどちらがいいですか。
(例:コーヒーと紅茶とどちらが好きですか。)
の例文に、

妻と愛人とどちらがいいですか、

との力作。

そして、今、教えている日本語の勉強を始めて、
1週間のクラス。
昨日まで、ひらがなのあ行と、か行を勉強した。
このひらがなを教えるときに、
勉強したひらがなを使った単語を書いて、
読ませるのだが・・・。
(例えば、あ行とか行を勉強したら、
かい、いか、かお、えき・・・など)

今日はさ行を勉強して、
かさ、いす、あせ、おかし、おさけ、すき、せかい、すいか・・・など
の単語を読ませて、
ちょっとしたゲームをして、
授業が終了。

そして、帰り際に、
私が「オヤジ顔」と、心の中で呼んでいる学生が、
ぼそっと、


おさけ、いか、すきです・・・。


あんた、さいこー!!

八代亜紀(舟歌)かと思った・・・。

絶対、上手くなる!!

伝えたい気持ち、今、私の胸に来た!!

まだ、日本語を勉強して、
3日かそこらで、もう笑いがとれるとは。

私の勝手な持論で、
頑張って、日本語でおもしろいことを言おうとする人は、
上手くなる可能性大。

さあ、みんなで私を笑わせるぐらいにまで、上達してけろ!


お酒はぬるめの燗がいい方も
魚はあぶったイカでいい方も
舟歌(八代亜紀の名曲)を思い出した方は、一押しお願いします。

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↑ 再登場のゲストハウスの隣のうちの子。
 トゥクトゥクが、遊具になっています。
 いつも、ハローハローと声をかけてくるのは、
 よく外国人に声をかけているからかも。

さて、このブログで、
私の本業、日本語教師の話を書くのは、
本当に珍しいんですが。

いつも、ブツブツ言っては、
妥協しているような投稿ばかりで、
読んでて、不愉快にさせてしまったら、すみません。

去年の12月に、日本語能力試験というのがあって、
(外国人が受ける、日本語のレベルを試す試験。
一般に、3級が初級修了、2級が中級、1級が上級レベルと
言われている。)

私が勤めている会社からは、3級の試験を、10人が受けた。
その10人は、
元々会社で日本語を勉強していたクラスのメンバーが6人。
他のクラスや、他の学校で勉強していたメンバーが4人。

最初の6人は、仕事でよく日本語を使うということで、
仕事の時間を2時間もらって、勉強していたが、
なにぶん、忙しくて、休みがち。

そして、後の4人は、他のクラスとの兼ね合いで
試験の1ヵ月半前から、週に2回、5時から7時半まで。
ただ、かわいそうなのは、このクラス、
本当に時間がないので、
毎日、2時間分のテストを宿題に出し、
その解説と新しい文法のみ、授業で説明。
ちなみに、4人中2人が既婚、
さらに1人が試験の次の日が結婚式(なんとか、ずらしたらしい)。
家族の理解が、本当にありがたかった。

みんなも大変だけど、
過去問の分析とかもあって、私もけっこう大変。
おととしも試験対策をやっていたので、
だいぶ楽だったけど。

ただ、おととしは、受験勉強みたいで、
自分自身、本当にいやだったんだけど、
今年は、目標に向かって、
みんなで合格しよう、という感じに上手く持っていけて、
なんとなく雰囲気作りに成功したので、
けっこう仲良く教えあったり、競い合ったりして勉強できた。

というより、この試験に合格できるかで、
日本語の手当ての額が決まるので、そりゃ必死。
もし、合格すると、最低で月100万ドン(62$相当)、
年にしたら、750$の違い。
そりゃ、黙っていても頑張るわ。

確かに、すごい頑張っていた。
あんなに頑張れるんだ・・・、
そして、あんなに勉強時間とれるんだ・・・、
とかなり驚かされた。

受験生のように、バスの中で、
漢字の単語帳を使って、勉強していたり、
小さい紙を、会社の社員証の裏に入れて、
ちょっとでも時間があると、見ては覚えていた模様。

でも、ちょっと悲しいのは、
みんなが、あまりに合格できるか、心配しているので、

試験はテクニックで、
私は、今まで受けた学生、全部、合格させているから、
私に任せてれば、大丈夫!!


とどこかの予備校の先生のようなセリフを言ってみた。

しかし、あまり信用のない私。
自分が、落ちる最初の学生になるかも・・・なんて
ブツブツ言っていた。
ただ、こいつには、任せてられない、
自分でも頑張らないとだめだ、
とみんなが思っていたらしく、猛勉強。

なんだ、やればできるんじゃん。
っていうか、今までやってなかったの?

まあ、これは作戦だけど。
(だったら、かっこいいが、本当に頼られてない私)。
いやー、なぜにこんなに信用がないのだろう・・・。
確かに、頼りないけど・・・。


で、長い前フリで。
試験の結果は、実際には来てないんだけど・・・。

受験したみんなのとこに、
試験を主催しているところから、手紙は来た。

みんなで、結果はどうだ!?と、
ドキドキしながら、開けてみたところ、

ハノイ大学の掲示板に合格者の名前が
貼ってありますから、見に来てください、との
5×10cmの紙が1枚入ったっきり。
しかも、一人一人、丁寧に封筒に入って、その紙が・・・。

私たちが知りたいのは、試験結果だよ!!と、みんな。

ハノイ大学までは、
私たちの住んでいる町から、
中距離バスで2時間半+さらに市バスで30分。
冷たいよ・・・地方の者に・・・。

でも、そこら辺は、おそるべきネットワーク。
ハノイにいる友達や親戚をフル活用して、
全員分調べた模様。

最初に、絶対合格でしょう、の学生が2人来て、
「先生のおかげで、合格できました。」
なんて、習ったばかりの文法で、満面の笑顔。

次に、一番心配な学生が・・・
「先生、私と○○さん(2番目に心配した学生)
来年もう1回受けます・・・。」と。

え、まじで・・・。
直前模試で、そこそこ取ってたじゃん。
緊張しちゃったか?


と思いきや、

「来年は2級(一つ上の級)を受けます。
 先生!全員、合格です!!」
と。

まじで!!
って、喜びたいんだけど、
なにぶん、結果が来てないので、
本当なんだかどうなんだか。
ベトナム人はウワサ好きだし、いまいち信用なんない!

と、本当の結果が来るまで、気が抜けない毎日。
そして、みんなを信用してないのは、、
私も信用されてないのと同じって、実感。
お互い様。



全員合格を祈って、
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↑ 小さい頃から、弟、妹の面倒は、
 お兄ちゃん、お姉ちゃんが見るもの。
 扱いもなれたもんです。
 センターへの入り口には、小さい出店が出ているので、
 よく近所のお母さんたちが、子どもを連れて、
 ちょっとしたおやつを買いに来ます。

さて、2週間前に、カンボジアに行って来た。
私は、カンボジアに行くと、必ず、美容院に行く。

もう、4年前から、ずっと同じ美容院。
自分が働いていた学校に通っていた学生の家が、
美容院をやっていて、
その学生が、あまり日本語が話せない頃から、通っている。
いつも、その学生が通訳してくれて、
と言っても、まっすぐ、とか、この色とか、
そんなに難しい言葉は使わないけど。
かなり気が楽。

そして、4年間。
毎回、私は同じ注文の仕方をしている。

カンボジアなのをいいことに、
壁に貼ってある深田恭子のかわいいポスターを指差し、
(その店に貼ってあるのも不思議なんだけど)
あれと、同じにしてくれ・・・と。

こんなセリフ、日本で言ったら、刺されるって。
でも、ここはカンボジア。
それが一番、分かりやすいから。

1回、雑誌を見せて、
これと同じにして、とお願いしたら、
お願いした写真の隣にあった写真と同じ髪型に・・・。

それからは、ずっと、恥ずかしげもなく、
深田恭子スタイルでお願いしている。

今回は、ベトナムで、ストレートパーマをかけて、
失敗してしまったので、
その失敗した部分を上手く切ってもらって、
ちょっと白髪も出てきたので、
少し、髪の色を明るくして、
目立たなくしてもらいたい、とお願いした。

最初に、パーマに失敗して、
チリチリになっている部分をきれいに、
すいてもらって、なんとなく目立たなくなった。
切ってくれたのは、
もう4年の付き合いになる、
信頼している美容師のお姉さん。
黙っていても、上手く形にしてくれる。

良かった、このお姉さんで。
さて、次は、髪染め。
色は、栗色の毛先に合わせて。

途中、私の友達も来たので、バトンタッチ。
お姉さんが、友達の前髪を切って、
私の髪染めを、他の美容師さんがする。

髪全体に液をつけて、待ち時間。
この店の恒例なのだが、
この待ち時間に、
おやつを食べたり、果物を食べたりして、
時間が過ぎるのを待つ。
今回は、途中、マニキュアをしながら、
学生や友達と話して、過ごした。

そう、過ごした・・・かなり長い時間。
本当にかなり・・・。

そういやー、なんか、時間長くねー?

通訳の学生に聞く。

そういえば・・・。

二人の間に悪い予感が走る。

担当の美容師に聞く。

時間、まだ?

さあ、ドンと来い、答え!
そして、来た答え、ドン。

あ、忘れてた・・・。

足に塗ってもらっていた、ペディキュアも途中で、
速攻で、髪を洗いに・・・。

うーん、洗って、乾かしていない段階で、
すでに、かなり明るい感じ。
室内でも明るいんだから、
外に出て、光を浴びた日には・・・。

浴びました・・・。
浴びちゃいました・・・。
髪を乾かしてから。
やっぱり明るすぎ・・・。
海の家で働いてる、女の子にでも、
それとも、実家の近くにいるヤンキー(けっこう好き)にでも、
例えられる髪色。
もう栗色を超えて、
お稲荷さんのあぶらげ色。
ちょっと日が落ちてきている、夕方でもこの明るさ。

一応、社会人でもあり、教師でもある自分。
最低限のマナーを持って、
社会生活を送っていたつもりだったが、
この髪色だけは・・・アウト!!
本当に、これだけは。

かと言って、髪の痛みもかなりのもので、
髪を染め直したら、
昔のつるべえのようなチリチリの髪になる可能性大。

学生の手前、ちょっと明るいけど、
若く見えていいよね、と言って、
お姉さんにもお礼を言って帰る。

帰ったのは、夕方で、もう日が落ちた後だったんだけど、
次の日の朝、外に出て、
いやー、きれいだったわ、
馬のたてがみのように、きれいな茶色。
キラキラしてました・・・。

その週は、カンボジア在住の日本人に会うたびに、
この髪は、社会人として、アウトorセーフ?と問う日々。

そして、ベトナムに帰ってから。
学生たちもみんな、この髪色が失敗と感じているらしく、
あ、髪型、変えました?
なんて、あえて、ピンポイントには触れない感じ。

日本人マネージャーに注意されるかも・・・
でも、注意されたら、素直に謝って、
バレンタインにチョコをあげたら、
なんとかなるんじゃないかな?
なんて、かなりビビッていたが。

実は、ベトナム正月には、
日本人チームはみんな日本に帰っていて、
そろいもそろって、髪を切っていて、
中の何人かは、白髪染めがわりに、
髪を茶色く染めていた。
(私ほどではないけど)

なんで、自分から、この髪色まずいですかね?と
聞くと、別に誰も気にしていない様子。
なんだ、と安心しながらも、
念の為・・・と、バレンタインのチョコ、奮発しておきました。

たぶん亜麻色の髪の乙女を想像してください。
(亜麻色がよく分かってないけど)

早く黒髪に戻れることを祈って、
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↑ 見づらいとは思いますが、
 顔にいたずら書きをされてます。
 古典的な、めがねとヒゲ。
 田代まさしを思わせる名作です。
 この子は、センターがあるとこの大家さんの娘。
 まだ小さいので、よくみんなにいじられてます。

リンク追加しました。
一つは公団ウォーカー。
日本にいるときからの団地好きなので。
今も、よく写真を撮っています。
もう一つは、つれづれなるままにハノイ。
これは、私がアルバイトの一環で書いてます。
ただし、仕事が絡んでいるので、
ハノイでの生活について、
あくまでも、当たり障りなく、書いているものです。
例えるなら、こちらが白ブログ。
このブログが黒ブログと言ったところでしょうか。


年末にラオスに行ったときに、友達の家に行った。
友達は日本人で、ラオス人と結婚して、子どもが2歳半。
私が行ったときには、
ちょうど、友達がお昼の準備をして、
子どもがバタバタ遊んでいるところだった。

ちょうど、私とは波長が(というか精神年齢か?)
合っていたので、
友達にお昼の準備をまかせて、
私は子どもと遊んでいた。

その時に、友達が言ったセリフと、
この前、カンボジアに行って、
センターで子どもと遊んでいたときに、
見学に来ていた友達が言ったセリフがほぼ同じ。

ラオスにいる日本人の友達が言ったセリフ。
「あいちゃん、ラオス人みたい。」
カンボジアにいる日本人の友達が言ったセリフ。
「あいちゃん、それって、カンボジア人だよ。」

何についてか、と言うと、
私が、太いペンで、子どもの手に時計を、足に、靴下を
はたまた、腕にドラえもんファミリー勢ぞろいで
書いたりすることについて、言っていたのだ。

私は絵を描くのが好きだ。
しかも、かなり詳細まで書き込む。
時計なら、時計と秒針、ベルト、ロレックスマークまで。
靴下なら、踵とかつま先の部分も書いて、
きちんと傘マークとか、ラコステマークまで。

これを何のためらいもなく、始め、
子どもが喜ぶので、だんだんエスカレートして、
精巧に、絵を書き出す。
その間、友達を無視し、
子どもの要望どおりに、指輪が増えたり、
ドラえもんに、スネ夫やジャイアンが加わったり。

私の中では、子どもの要望どおりに書いているつもりなのだが、
友達曰く、普通の日本人は絶対にしない、
だけど、ラオス人(カンボジア人)は好きで、
よく子どもにいたずら書きをしている・・・と。

言われて見てみると、
ラオスとかカンボジアって、
いたずら書きをされている子どもって、時々いる。
同じように、時計とか指輪もあるけど、
大胆に、顔に書き込まれている子どももいる。

そうか、普通、人の子どもにいたずら書きは、しないよね、
と思っていたところ、
この前、センターで見た、英語の授業。

ホワイトボードに30ほど、単語を書いて、
それを二人ずつ競争で、
教師が言った単語を早い者勝ちで、指していく。
5つ、先に指したほうが勝ち、というゲームを使った授業。
きゃっきゃっ、言いながら、
競争しているのを、目を細めて見ていたが・・・。
5つ、先に指して、勝ったほう、
負けた子の顔に、水性のペンで、
猫みたいなひげを描いたり、めがねを描いたり。
みんな、10歳前後なんだけど、
それはそれは楽しそう。

みんな、子どもの頃からされてるから、好きなんだろうか。
遊び時間にも、
顔にいたずら書きして、と来る子どももいるぐらいだから。

ただ、困ったことに・・・。
その日は、一人一人の顔写真、名前、身長、将来の夢を書いた、
小さい紙をホワイトボードに貼って、
センターのみんなが、一目で分かるような、
大きいボードに作ろうと計画していたのだ。

写真撮影をするのに、
みんな、黒メガネとか、猫ひげが顔に書いてあるんだけど・・・。
仕方なく、手でゴシゴシして、なんとなくきれいにした。
そのままで写真撮ってもいいよ、なんて、
みんな言ってたけど、
ずっと残す予定の写真に、
パーティー用のひげメガネの写真は、さすがに・・・。

というわけで、みんな、なんとか
かっこいい、そして、かわいい写真に仕上がりました。

にしても、知らないうちに、現地人化してるなんて・・・。
というより、それに気づいていない自分。
私が一番子どものようです。

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↑ カンボジアの私の定宿の隣に住んでいる女の子。
 私がスタッフを待っていたり、
 コーヒーを飲んでいたりすると、すぐ遊びに来る。
 そして、いつも笑顔!!
 かわいいのだ。

最近、ベトナム話が多かったので、カンボジアの話でも。

我々、愛センターには、広報部長がいる。
原田さんという大学生の方だ。
去年の3,4月に、ボランティアに来てくれて、
その後、新しく来る予定のボランティアの方の
質問に答えたり、生活面でアドバイスをしたり、と
センターにはなくてはならない存在で、
すでに、アドバイザーの域に達している。
(ホームページにも、体験談をのっけてくれているので、
参考までに、ご覧ください。)

私が勝手に、広報部長に任命したばかりに、
本当に大変だとは思うんだけど、
少しでも、新しくボランティアに来る方の為になれば・・・と、
文句一つ言うこともなく、
いろんな人の質問に答えてくれていて、
本当に、私としては、頭が上がらない。

こういう人たちに支えられて、
センターはあるのだと、本当に感謝している。

さて、話は変わって、
この前、カンボジアに行ったときに、
私は、広報担当を見つけてきた。
というか、私が見つける前に、
すでに、広報の仕事をしていた。

それは・・・
プノンペンでも有名なキャピトルゲストハウスの前の
バイクタクシーの面々だった。

カンボジアに来たバックパッカーが
皆目指すゲストハウス。
中には、1か月単位でいる人もいる。
3$から高いと10$オーバーの部屋もあるが、
安い部屋は、薄い板の壁と、
狭い部屋に小さいベッドだけ。
しかし、いつも、人が多い。

私が、カンボジアに行くときは、
いつもこのキャピトルの隣のゲストハウスに泊まるのだが、
バイクタクシーの中には、顔なじみのドライバーも多い。

ちなみに、私がゲストハウスを出ると、
バイクタクシーのドライバーが、
一辺に、クメール語で、「ゴミ山、ゴミ山。」と声をかけてくる。
さすがに、ゴミ山と呼ばれるのは、悲しいので、
なんとか、違う呼び名で頼む、とお願いしたところ、
町の名前、ストゥンミンチェイとか、
サラーリエン ジャポン(日本の学校)とか
呼んでくれるようになった。

この前も、お腹をこわして、病院に行ったとき、
たまに見る顔のドライバーの後ろに乗った。

ドライバー(以下 ド)「お前は、なんで、観光に行かないの?」

なべ(以下 な)「今日は腹痛だけど、普通は子どもと遊んでたほうが楽しいし。」

ド「普通の日本人は、観光に行って、2日で他の所に行くな。」

な「旅行で長いこといても、プノンペンじゃ、行くところないからね。」

ド「だから、たまに、俺、
  お前がよく行っている学校に、日本人連れて行ってるよ。」

な「まじで!?」

ド「最初は、日本人に言われて、連れて行ったんだけど、
  最近じゃ、どこかおもしろいとこない?と聞かれて、
  ゴミ山と一緒に、連れて行ったりしてるよ。」

な「本当に?そりゃ、ありがとう。」

ド「ついでに、説明もしてさ、
  子どもも200人ぐらいいるんだろう?」

な「うれしいんだけど、本当は、130人ぐらいなんだ・・・。」

ド「まあ、だいたい一緒だな。」

な「まあ・・・。」

ド「これからも、たまに、日本人連れて行ってやるぜ。」

こんな身近に広報担当がいるとは・・・。

キャピトルやその近くのゲストハウスは、
センターに来るボランティアの方が、利用していることも多く、
中には、近くのバイクタクシーを使っている人もいて、
ストゥンミンチェイ(センターがある町)と言うと、
何人かのバイクタクシーが
ゴミ山か?学校か?
あれだろ、子どもがいっぱいいる学校だろ?と
なかなか良く理解してくれている。

スタッフから聞いた話。
日本人観光客がゴミ山に行って、荷物を全部ひったくられたそう。
その時、バイクタクシーの運転手がとっさに、
あそこに行けば、日本語が分かる奴がいる!と思い出して、
その観光客を連れて、センターに来た模様。

スタッフは、一瞬、何があったか、全然分からなかったようだが、
後で、説明を聞いて、警察に一緒にあげていったそうだ。

これは、発掘広報担当の話。

そんな広報担当以外にも、
今までボランティアに来てくださった方が、
お友達を連れてきたり、
他の人に話をしてくださったりと、
口コミで、少しずつ、
いろいろな人に知ってもらえてきている気がして、
本当にありがたく思います。

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