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カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。
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今週の木曜から来週の火曜まで連休の我が社。

そんな中、水曜からカンボジアに行く予定の私。

飛行機のチケットも取ってあって、すでに水曜の振り替え授業も明日する手はず。

ただ一つ足りてないもの・・・。
まだ、上司に聞いてないんです。

だって、先週、日本に一時帰国してて、連絡が取れないんですもの。

明日、聞きます。

と言っても、事後了承のようなもの。

平日に行かないと、意味がないんで。

カンボジアスタッフから聞いたところ、
この前来てくれたボランティアの二人のおかげで、
子供たちは日本語への興味が出てきて、
今の英語クラス(1週間に1回だけ日本語を勉強)から、
週に2回日本語を勉強したいという要望が出てきているそう。
やっぱりボランティアの力は大切です。

いつも行くたびに、教師の教え方がどうとか、
今あるお金の振り分けに時間をとられて、
一番大切な、子供の顔を見るのがおろそかになりがち。
今回は私も中に入って、一緒に楽しんでくるつもりです。

今回は徒然なるままに書いてみようかと。
このブログを読んだ人から、
私がいい人なのか、それとも何かたくらんでいるのか、分からないとか、
カンボジアが好きなのかどうか、掴めないなどの
質問がたまにあります。

それはたぶん、普段の腹黒い私を見すぎです。
自分で答えるのは微妙ですが、純粋ないい人とはたぶん違います。
世界のみんなに愛を、という愛に満ち溢れた人間でもありません。

自分がやりたいことをしているだけで、
最近じゃ、やってあげてるなんて、気持ちもすっかりなくなりました。
こっちが楽しませてもらってるくらいで。
それと、カンボジアはわるい部分も含めて、丸ごと見た結果、好きですよ。
やっぱり黒い部分も見ておかないと、現地の人との距離は縮まらないので、
そんなものも含めて、いろんな人に知ってもらいたいなと思って、
このブログも書いています。
ただ、たぶん黒い部分が多すぎるんでしょう。
カンボジア好きか、疑問を持つ人の気持ちもかなり分かります。
なんか現地の人が、このブログを見たときの言い訳みたいになってるけど。

また、写真を撮ってきたら、UPします。


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↑日曜の夕方の街角。
見づらいけど、子供たちが遊ぶ公園です。

今日は教師の苦労から。
たまには、学校のまじめな話題。
今、学校ではクメール語、英語、日本語のクラスがある。
英語だけや日本語だけのクラスは、比較的年齢層も高く、
中学生や高校生が中心。

これらのクラスは、教師からしてみれば、教えやすい。
ある程度、勉強の習慣もあるし、
なんとなくクラスもバランスがとれていて、
ちょっと年上の学生が、うまくクラスをまとめていたりする。

では、大変なのはというと、クメール語と英語を勉強するクラス。
このクラスは、小学校の低学年から高学年までが対象。
英語は勉強したことがない子供がほとんどだったので、
みんな仲良く勉強している。

しかし、クメール語は、初期のあいうえおから勉強したい子もいれば、
長い話を読みたい子まで様々。
なので、教師陣は試行錯誤を繰り返していた。
初めは、本当に初歩から始めて、早いスピードで進めて、
次はクラスを前半、後半に分けて、
前半クラスが初歩を勉強している間に、後半クラスは宿題を。
で、授業後半はその反対。

これも、クラスの人数が増えて、授業を3交代になってしまい、
教師を1人増やして、クラス分けをして、事なきを得た。
最初から、こうすれば、良かったんだろうけど、
なにぶん、やりくりも大変で、つい最近、この体制になって、
本当に助かるとのスタッフの声。

前から、他のスタッフと言っていたのが、
公立の学校の補習クラスを作りたいということ。
公立の学校の勉強についていけない子供の補習をしてあげたいと。
学校の勉強についていけなくて、
学校を辞めて、家族を手伝ったり、そのまま何もせずに過ごす子供もいる。

まあ、資金の問題があるから、もうちょっと待って。
がんばって働いて、お金稼ぐから。

こうやって、婚期を逃していくのかな、なんて心配な、
ちょっと適齢期オーバーな私。
この学校の子供が、すでに私の子供になっています。
大家族スペシャル!!



↑博物館の写真。
今日も写真とは全く関係ない内容で、お届けします。

昨日はちょっと軽めだったので、今日はちょいとディープな部分に。
でも、風俗の細かい解説ではないので。
 
この風俗というのは、なかなかカンボジアの生活に根付いていて、
そんなにお金がないにーちゃんとかも
お金が入ると、
普通に女の人を買いに行ったりして、
たぶんほとんどの男の人は、結婚前に経験があるのでは、ないだろうか。
でも、けっこう、素人童貞というか、
商売をしている人としか、したことがなく、
結婚前にどうやったらいいか分からず、頭を悩ます者もいる。
(商売の女の人だと、お金さえ渡せば、何をやってもいい、みたいな
ちょっと女を下に見る考えあり。)
どこをどう触ったらいいのやら、なんて相談されてもさ。
 
さて、お金がなくて、女の人を買いたいとき、どうするのか。
あまりに安いと、病気とか、好みの問題も出てくるし・・・。
というわけで、そんなときには、
男2人なり、3人なりで行って、1人の女の人を買って、シェアする。
料金は、1人分ずつ払うより、ちょっと割引になるらしい。
1人分8ドルだったら、3人で17$のように。
男のほうもそれで納得してるから、笑うけど、恥ずかしくないのかな。
それが趣味だったら、まあいいけど。
 
前に知り合いになった、女の子は22歳。
この道、6年のベテラン。
昨日は7人いっぺんに相手にしてやったわよ、と
タバコ(だと思っておくよ)の煙をはきながら。
彼氏、妹夫婦、そして、まだ10歳の妹がいる6帖一間トイレつきの部屋で。
みんなを養っていると言った。
おい、彼氏働けよ・・・。
その彼氏が、べたべたとその彼女に甘えてくる(というかたかってる)、そのすぐ脇で、
10歳の妹は算数の宿題をやっていた。
そして、その彼氏を適当に相手にしてやる彼女。
 
でも、この人、本当にたくましいわ。
いいこと悪いことの前に、7人相手って、体壊れちゃうんじゃないの?
って、それが一番心配・・・。
何かをあきらめたような顔になってて、22歳の顔じゃないし。
 
他にもいろいろ方法はあるはずだけど、今のカンボジアじゃ、難しいのかな。
お金を稼ぐことを覚えてしまったのか、
本当にそれ以外できないのか、微妙なところだけど、
彼女、リッチな生活とは対極のところにいて、
お金を持っているものは、持っていないものに与えるという、
昔ながらの考えで、家族を養っている。
妹だけは、おなじ道を進ませたくないと、言いながら。

まあ、ちょっと深い話で。

↓こっちも見てください。
http://cambodia.nobody.jp/

↑上は刑務所の写真ではなく、授業の様子を隠し撮り。
ちなみに格子だけで窓はなし。

いつものように、写真と全く関係ない本文。
ご存知のように、カンボジアは暑い。
暑い国は、それはそれは解放的。

そして、これも有名だとは思うが、それはそれは風俗天国。
ちょっと年齢のいった安い立ちんぼは、夜も更けて、
声を掛けてくれる人も少なくなったときは、
それこそ1、2$で男の人についていってしまうほど。
きれいで、ちょっと英語が話せれば、
もらえるお金は格段に跳ね上がるが、
そんな女の人は、若くてきれいな人しかいないし。

それと、町によくあるのが、エロマッサージと置屋。
ほとんど一体化してると言っても、おかしくない。
エロマッサージの多くは5000リエル~(1$=4000リエル)。
5000リエル払えば、ちょっとお触りも楽しめ、
あまり上手くはないが、気持ち、マッサージはしてくれる。
あとは、交渉でその後どうするか、決める。
その人の口しだいで、金額が決まる。

プノンペンには置屋街で有名なところが、何箇所かあって、
今はバックパッカーが良く集う、湖沿いも、道をちょっと挟むと、
何百メートルと置屋が続く。
もちろん、入り口と部屋はピンクライトで、間口のせまい玄関の前に
女の子が何人か座っている。
面白いのは、カンボジア人の中に、白い女はきれい、という思いがあるらしく、
きれいどこにまざって、バカ殿のようなメイクをした女の人がいることがある。
夜は道自体はそんなに明るくないので、
闇夜に、浮かび出る顔はかなり怖い・・・。
例えるなら、暗い中で、顔の下から、懐中電灯でてらす感じ。
稲川淳二ばりに怖い。

でも、体張って稼いで、家族を養う、この考えを否定する気はない。
よっぽど立派に働いてて、たくましいと思う。
私はきれいごとは言わないけど、
健康面とか精神面にすれていっちゃうのもあるし、
全面的に辞めなくても、人数を減らすとか、危ないことがないようにするとか、
少しでもいい条件で働けないかな、と思う。
前に学生で、NGOで働いている人から聞いた話。
かなり大きい売春組織があり、
そこで働く女の人を助けるために、そのNGOが組織の建物の中に入っていって、
100人以上の女の人を連れて行った。
しかし、若い頃から、売春をしてきた人に、他の仕事をしろと言うのはムリで、
結局、そのほとんどが、また売春組織に戻っていったと。
NGOと売春組織のイタチごっこだ。
もし、本当に、そういう人たちを助けたかったら、腹をくくって、
生活全面で面倒を見る覚悟ぐらいないと、だめだと思う。

私の夢は、こういう人のための職業訓練校を作るか、
せめて、1日に5人お客を取る人が、お客さん1人で済むように、
いっぱいお金を落としてくれる、外国人を相手にできるように
英語や日本語を教えること。
小さいけど、ビッグな夢。
明日は、風俗編、その2。



学生に、日本語の例文を作らせた。
~の時、~。
ワールドカップの時、の前文で、後半を作らせたのだが、
後半は、泥棒が増えます、だの、
窓に鍵をかけなければいけません、だの、
こっちが期待していた、ブラジルを応援するとか、
お金をかけるとか、そんな答えにあまり触れることもなく。

今回はスリ編。
カンボジアだけではなく、海外旅行ではあると思うが。
ちょっと気を抜いた時には、必ず奴らはあらわれる。
で、意外と多いのが、市場やお寺。
なので、個人的にいうと、肩掛けバックで、かばんを体の前に、が基本スタイル。

私自身ではないが、同行して体験したのは、カンボジアのお盆の時。
朝5時に学生と一緒にお寺におまいりに行った。
朝5時でも、お寺には人だかり。
私は泥棒慣れしているので、財布は持たずに、
お金は財布に入れずに、ズボンの前ポケットに、しかも少額。
携帯電話同じ場所に。

一緒に行ったのは、学生3人と、ボランティアで来ていた大学生。
学生たちももちろん手ぶら。
大学生はけっこうしっかりとしたリュックを背負って。

お参りのしきたりは、お寺の周りを3回廻って、お祈りをする。
人がぎゅうぎゅう詰めで、足踏み状態で歩いている時に、
私の泥棒センサー(鬼太郎バリの)が微妙に反応。
何か、いやな視線を感じる。
でも、お寺だし、大丈夫だべと思った。

そして、そんなこともちょいと忘れた頃に、
同行していた学生が、後ろでちょっと大きい声を上げた。
ふと、後ろを見ると、向こうに去っていく、人の影が見える。
すると、その学生が言った。
今、一人の男が、大学生のリュックを後ろから、あけていたと。
あけただけで、何も盗まれずに済んだのは、学生のファインプレー。

怪しげな男を見つけて、ずっと大学生の後にぴったり張り付いていたという。
さすが、危機管理はすごいカンボジア人。

人が多いところへ行く時は、カンボジア人と一緒が、基本でしょうか。
そして、私の泥棒センサーもなかなか。

あ、ボランティアに来たい人は、
基本的には、スタッフが行動を共にするので、心配しないでください。
学校-ゲストハウス間はしっかり送り迎えをします。
旅行で心がける最低限の注意をしてもらえれば、大丈夫です。
あまり、心配しないでください。



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