カンボジアでフリースクールをやってます。
スタッフと私の奮闘記です。
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PR ↑ 洋服を配り終えて、一安心。 みんなの笑顔を見て、左側のソレンさんも笑顔がこぼれてます。 本当に先生というより、アニキってほうが しっくりくる感じです。 カンボジア教育事情、その2ですが、 たぶんまたちょっと曲がった方向に行きそうな予感。 まず、カンボジアの人口は1300万人。 日本の10分の1。 その中で、両親又は、どちらかの親を亡くした孤児は67万人。 17歳以下の子どもの5割が、 何らかの仕事をしています。 農業や漁業が中心ですが、 地方での農業は給料も安いので、 都市に出て、ごみ山で働いたり、ごみをあさったり、 物乞いをしたりしている子どもも増えている。 1975年から1979年に起こったポル・ポト時代の虐殺で 小学校教員は1/8の3000人、 中学校教員は1/10の200人しか 生き残れなかったそうだ。 今の学校の先生も、多くが20代。 ちょっと年がいってても、30代前半である。 教育とはずれるけど、 乳児死亡率(1歳未満)子ども1000人中 日本 3人 カンボジア 97人 5歳未満児死亡率 日本 4人 カンボジア 140人 そう、カンボジアでは子どもの10人に1人が、1歳未満、 7人に1人が、5歳未満で死んでしまうのだ。 ↑ 送ってもらった服をじっくり選別中。 サイズとか、かなり真剣にチェックしています。 金八シリーズの第2シリーズ。 加藤が荒谷二中に殴りこんで、 放送室に立てこもってる場面を見ながら。 さて、ものすごく気になるトイレサミット。 昔はTOTOやINAXで働きたいと思ってた私なので。 かなり長いので、読みづらかったら、途中まで。 【インド】世界トイレサミット開催、衛生改善とカースト問題 31日から4日間、インドのニューデリー(New Delhi)で 「第7回世界トイレサミット(World Toilet Summit)」が 開かれる。 同サミットで発表予定のインドの環境専門家は、 トイレを普及させることによって、 病気のまん延を 止めることができるだけでなく、 人の排出物を捨てに行くという嫌な仕事から 下層カーストの人々を 解放できると、 貧困にあえぐ国民のためにトイレ整備の推進に尽力している。 ■排泄物処理は下層カーストの仕事 「汚れ」に対する恐れが根強いインドでは、 数百年にわたって維持されてきたカースト制度の中で、 各家庭の排出物をバケツに入れて捨てに行く 下層カースト層がもっとも忌み嫌われてきた。 国際ボランティアNGO「スラブ・インターナショナル (Sulabh International」の創設者 ビンデシュワル・ パタク(Bindeshwar Pathak)氏は、 「下層カーストの人々がいなければ皆、疫病で死に絶えていただろう。 なのにその返礼として、 社会は彼らに『アンタッチャブル(賎民)』の烙印を押した」と語る。 30年以上前に衛生改善のために同団体を創設したパタク氏は、 下水施設がなくても使えるトイレの普及を 行っており、 31日よりニューデリーで開催される「第7回世界トイレサミット」で、 ヒトの排泄物利用に関する 詳細な計画を発表する。 パタク氏がトイレの普及運動に目覚めたのは、 1970年代に夜間にゴミをあさって生活を支える人々の住むスラムで 数か月を過ごしたことと、幼少期のあるできごとがきっかけだという。 カーストの最高位バラモンに属する同氏は、 幼少時に住んでいたビハール(Bihar)州の村で下層カーストの 女性に触れ、祖母にひどくしかられた。 「大騒ぎだった。体を清めるのだと、 ウシのふん尿と砂とガンジス(Ganges)川の水を飲まされた」 とパタク氏は 笑い、人生でもっとも鮮明に覚えている記憶のひとつだと語った。 http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2304483/2293946 ■衛生から安全まで、トイレ不足は大問題 スラブ・インターナショナルはこれまでに、 国内に120万台のトイレを設置した。 毎日1050万人によって 使用されている。 しかし、7億人が土壌を汚染しないトイレ施設を 使えていない同国では、ごくわずかな 助けにしかならない。 国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)の統計によると、 インドでは毎年約40万人の子どもが汚染された水による 下痢で死亡している。 都市部でさえも、約1億人が整備されたトイレを 利用できない環境にあり、 バケツで排出物を捨てに行く人に 頼ったり、 定期的に下水溝の詰まりを取り除いたりしなければならないという。 公式発表によれば、首都ニューデリーでは 1400万人のうち5分の1の人口が、下水道のない環境で生活している。 別の調査では約半分との結果も出ている。 農村地域では、田畑や線路に排出物が廃棄されている。 また女性が早朝や夜に、ひと目につかない場所に行けば、 性的暴行などに遭う可能性が高くなる。 40か国から参加者が集まる世界トイレサミットでは、 トイレが利用できない世界の人口26億人を2015年までに 半分に削減するという、 国連(UN)の『ミレニアム開発目標 (Millennium Development Goals、MDGs)』を いかに実現するかについて話し合われる。 ■排泄物を有機分解、バイオガスに しかしパタク氏は、ほぼ100%がトイレを必要とする開発途上国で、 下水施設や豊富な水を前提とした西洋式の 水洗トイレの普及は不可能だと指摘する。 「施設の建設はあまりにもコストが高く、必要な水の量も莫大だ。 開発途上国では完全に無理だ」 パタク氏のNGOは、排泄物を有機的に分解し、 温室効果ガスを出すことなくバイオガスを作る環境に優しい トイレの推進を行っている。 バイオガスは、その後発電や調理に使用できる。 スラブ・インターナショナルでは そのようなトイレをこれまでに175台設置し、 17万5000人が使用しているという。 一方、においはないものの、 排泄物の有機分解システムには 若干慣れが必要だろうとパタク氏は語る。 カンボジアからスラブの事務所を訪れた客たちは、 事務所で食べた食事が排出物のガスで料理されたことを 知ると、気分を悪くしたという。 4日間のトイレサミットは、2001年に非営利団体として 創設された「世界トイレ機関(World Toilet Organisation)」 との共催。WTOは公衆衛生の改善を主要な国際課題として掲げ、 42か国55団体が加盟している。
↑ 愛知の女性のグループから、素敵な洋服をいただきました。 女の子に配るはずが、前列でうれしそうにポーズをとる 少年たち・・・。 その笑顔で、お許しを。 今日は、たまにまじめなカンボジアの教育の話題。 スタッフや子どもたち、公表されてるデータを元にしているので、 多少のずれがあるのは、すみません。 まず、カンボジアの学校は、小学校6年、中学校3年、高校3年で 日本と同じ。 違うのは、教室の不足などもあって、 学校が午前と午後の2部制。 午前クラスと午後クラスは、1ヶ月交換で、 時間が丸ごと入れ替わる。 よって、授業は日本の半分。 で、授業の内容が丸々半分かというと、 授業は国語・算数・理科(社会)が中心で。 体育・音楽・美術の時間がない。 授業は、本不足ということもあって、 教師が黒板に書いたものを、 ノートに書き写すことが多い。 教材不足以上に深刻なのは、教室と教師の不足。 カンボジアの教育省のデータによると、 都市部では1クラスあたり、37人、 田舎では1クラスあたり、48人。 しかし、最近のプノンペンでは、 人口の流入が著しく、50人学級はあたりまえ。 3部制の学校も出てきている。 ある地方では、1クラスが80人を超えているそうだ。 同じように、田舎ではいろいろ問題があり、 プノンペンの中心部では、多くの学校に 井戸やトイレが完備してある。 けれど、それがカンボジア全土になると、 両方を完備した学校は57%しかない。 長くなりそうなので、明日続きを。 明日は、小学校の中退率と留年率。 詳しくは、後で書くけど、 小学校を中退した子どもや 親が勉強の重要性を感じておらず、 特に女の子の場合、家事を手伝わせるために、 学校に通わせない場合も多い。 現在、カンボジアで性産業に関わる人は 8万から10万人と言われる。 売春婦や売人、子ども(男の子・女の子)など、 その中で3割が18歳未満の女の子だ。 読み書きができないと、 自然にできる仕事も少なくなってくる。 農業が読み書きができなくても、できそうだが、 実際は、給料が安くて、 仕方なく、性産業に行く女性も多い。 では、心を入れ替えて、シリーズは完結させてから、 次のシリーズへ行く予定。 |
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