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カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。
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↑ 愛知の女性のグループから、素敵な洋服をいただきました。
 女の子に配るはずが、前列でうれしそうにポーズをとる
 少年たち・・・。
 その笑顔で、お許しを。

今日は、たまにまじめなカンボジアの教育の話題。
スタッフや子どもたち、公表されてるデータを元にしているので、
多少のずれがあるのは、すみません。

まず、カンボジアの学校は、小学校6年、中学校3年、高校3年で
日本と同じ。

違うのは、教室の不足などもあって、
学校が午前と午後の2部制。
午前クラスと午後クラスは、1ヶ月交換で、
時間が丸ごと入れ替わる。
よって、授業は日本の半分。 

で、授業の内容が丸々半分かというと、
授業は国語・算数・理科(社会)が中心で。
体育・音楽・美術の時間がない。

授業は、本不足ということもあって、
教師が黒板に書いたものを、
ノートに書き写すことが多い。

教材不足以上に深刻なのは、教室と教師の不足。
カンボジアの教育省のデータによると、
都市部では1クラスあたり、37人、
田舎では1クラスあたり、48人。

しかし、最近のプノンペンでは、
人口の流入が著しく、50人学級はあたりまえ。
3部制の学校も出てきている。

ある地方では、1クラスが80人を超えているそうだ。

同じように、田舎ではいろいろ問題があり、
プノンペンの中心部では、多くの学校に
井戸やトイレが完備してある。

けれど、それがカンボジア全土になると、
両方を完備した学校は57%しかない。

長くなりそうなので、明日続きを。
明日は、小学校の中退率と留年率。

詳しくは、後で書くけど、
小学校を中退した子どもや
親が勉強の重要性を感じておらず、
特に女の子の場合、家事を手伝わせるために、
学校に通わせない場合も多い。

現在、カンボジアで性産業に関わる人は
8万から10万人と言われる。
売春婦や売人、子ども(男の子・女の子)など、
その中で3割が18歳未満の女の子だ。

読み書きができないと、
自然にできる仕事も少なくなってくる。
農業が読み書きができなくても、できそうだが、
実際は、給料が安くて、
仕方なく、性産業に行く女性も多い。

では、心を入れ替えて、シリーズは完結させてから、
次のシリーズへ行く予定。

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