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カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。
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梁 石日という作家がいまして、
カンボジアにいるときは、
なぜか、この人と花村満月という作家の本ばかりよんでいました。

カンボジアにいたときには、
あまり日本の本が手に入らないので、
バンコクやラオスに行ったときに、
古本屋で大量購入していました。
そして、一緒に働いていた仲間の中で、
新しい本が入ると、回し読みをしていました。

中でも、住んでいたところが住んでいたところなので、
みんなではまっていたのが、
「夢は荒れ地を」というカンボジアを題材にした本と、
この「闇の子供たち」です。
映画化されて上映されています。
http://www.yami-kodomo.jp/

この2冊を読んで、
今のフリースクールを作ろうって、
強く思ったきっかけの1つでもあります。

児童売春や人身売買、売春、
カンボジアでは、まだあることです。

教育は、そんな点で重要です。
そんなこともあって、
将来は、フリースクールで職業訓練をやりたいと思っています。

それに、もし英語や日本語が話せたら、
売春以外の仕事もあるし、
売春をするにしても、
カンボジア人のお客を5人とるところ、
外国人のお客1人ですんだり、
私の夢(?)のキャバクラができれば、
売春もしなくて、すむし。
(持ち帰りに関しては、オーナーはよく分かりません)。

ちなみに、もう一つの「夢は荒れ地を」という本も、
先日、カンボジアから帰る途中によった
ホーチミンのレストランで偶然発見して、
どこも観光せずに、そのレストランで読んでいました。
さすがに、ハードカバーで500ページ(しかも2段書き)
だったので、最後には、レストランのオーナーにお願いして、
5$で買ってきました。
どちらも、オススメです。

あの時は、ちょっとハードボイルドな本をよく読んでました。
あと、三島由紀夫も。

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↑ 8月に遊びに来てくれた方に、送っていただいた写真です。
 子ども達と、特に大家さんに人気で、
 いまだに、大家のおばさんが、おもしろい人だったと、話しています。
 文房具、いろいろとありがとうございました。
 
ネットの調子、よくなって、これからは前と同じ、
ハイペースで書いてきます。

でも、別にフリースクールとは関係ない話題で。
しかも、明日までなんですが、
私の田舎、山形では、国際ドキュメンタリー映画祭というのが、
2年に1回行われていて、今年がその年。
それで、上映期間が明日までです。

一応、出品作より。

開催中の「山形国際ドキュメンタリー映画祭」で、
今話題のワーキングプアー問題を、
身をもって体験したユニークなドキュメンタリー『遭難フリーター』が、
日本ドキュメンタリーの新作を上映する
「ニュー・ドックス・ジャパン」部門で上映された。

同作品を1人で作りあげたのは、
宮城・仙台出身の岩淵弘樹監督(24)。
岩淵監督は大学卒業後、あこがれの東京を目指して、
まずは埼玉・本庄市で資金を稼ぐことに。
平日は、某大手企業の工場で、時給1250円の単純労働をし、
土日はインターネットカフェで寝泊まりしながら、
東京で日雇いの肉体労働という日々。
しかし、大学時代の奨学金約400万円と
2003年に「人間の盾」としてイラクへ飛んだ際の
渡航費50万円という借金の返済を抱えた身では、
ちっともお金が貯まらない。
映画は、そんな煮え切らない日々を、
ビデオ日記としてつづったものだ。

岩淵監督は「日雇いの派遣をしている間に
“就職しない若者”の代表のように
マスコミの取材を受けた様子も映画に盛り込んでいるが、
自分の言いたいことが伝わってないような気がして、
このビデオ日記のように撮っていた映像を映画にしようと思いました」という。

製作費は約3万円。
2か月かけて編集した初監督作が、
映画祭に招待されるという快挙を成し遂げたのだが、
岩淵監督は現在、地元に戻り、時給850円のフリーター中。

映画祭参加用のポスターなどの制作費4万円と、
山形までの旅費2万円を祖父に借金してやって来た。
宿泊費を節約するため、
ここでもインターネット・カフェのナイトプラン(9時間で1680円)で寝泊まりと、
山形でも“遭難”中であることを激白。
舞台あいさつでは「そこのネットカフェはシャワーがなく風呂に入ってません。
今日は映画の上映で緊張して汗をかいたので、体がべたべたしています」と語り、場内の爆笑を誘っていた。

現在、同作品の一般公開は決まっておらず、
岩淵監督も映画監督になる予定はないという。
「やっぱり生活が厳しいし、親に心配かけられないので、
普通の企業に正社員として就職し、
落ち着いた生活をしたい」と野望を語っていた。

もし、この時期を逃しても、
山形にある、フィルムライブラリーで無料で見られます。
http://www.yidff.jp/library/library.html

私も高校の時、クラス内で抽選でもらえるチケットのはずが、
なぜか私の手元には、チケットが何枚も。
連日、通ってました。
今でも、映画で一番スキなのは、ドキュメンタリーです。

先日、大学生の方が、卒業制作のドキュメンタリー映画の撮影で、
近くのごみ山で活動している団体の活動を撮りに来ていて、
我々のフリースクールも、ちょっと出演しているようです。

1月に完成予定といっていたので、
日本に帰った時に見に行くのを楽しみにしています。





↑インド、チェンナイの観光スポットの寺院です。
 ちょっと見づらいんですが、上のほうには、人形がぎっしり。
 人だったり、神だったり、動物だったり。
 かなり手が込んでいます。

昨日、映画の話を書いたんだけど、
実は、4年前にもカンボジア映画を見ていたことを思い出した。
4年前と言えば、初めてプノンペンを訪れたとき。
5日間のプノンペン滞在だったが、
最初の2日で観光も終了。
次の2日でゴミ山に行って、スラム街にも行って、
ちょっと時間が余ってしまった。

ちょうど私が泊まっていたゲストハウスから50mぐらい
行ったところに映画館があったので、
バイタクのにーちゃんも疲れているだろうし、映画を見たくなった。

このブログでは、何回か登場している、バイタクのにーちゃん。
私を映画館まで送ると、入り口で待っていると言う。
次の日には、もうタイに行く予定だったので、
言うなれば、カンボジアでゆっくりするのも、最後の日。
しかも、ワガママ言って、
ゴミ山とスラム街に連れていってもらったので、
そのお礼も兼ねて、一緒に入ろうと言った。
それでも、かたくなに、俺はバイタクだから、と言っていたヤツ。
仕方なく、私はカンボジア語が分からないから、
どうやって入ったらいいか、分からないので、
一緒に来てくれ、というと、快諾。

実は、にーちゃんも映画館に入るのは、初めてだった。
ちょうどやっていたのが、首長女の恐怖、という映画。
私より、にーちゃんのほうが、一人ドキドキ。
最初の国歌が流れてるとき、思いっきり直立不動。
いい感じに、カンボジア人代表。

映画が始まって、言葉は全く分からないけど、
容易に内容は分かる。
普通に見てる私の脇で、にーちゃん、大喜び。
笑い転げたり、
首長女が出てきたら、びっくりして声をあげたり。
しかも、びっくりしすぎて、途中、トイレに行ってみたり。
私の中では、ヤツの行動のほうが、よっぽどドラマ。
ヒャッホー、みたいな声をあげてたんで。

終わったら、私以上に満足したらしく、
(私もまあまあ面白かったけど)かなりヤツ喜んでいた。
こっちまで、うれしくなって、
最後の夜なんで、一緒にご飯を食べに行った。
それまでは、私がご飯を食べてるときは、
一人で待っているのが、ヤツ流らしく、
何度誘っても、お客とバイタクは、一緒に卓を囲んじゃいけない、
みたいなことを言ってたので、
最後の日だから、と言って、
しかも、普通の地元の人が食べる店で食べることで、了承。
たぶん、二人で食べて、ビールを飲んで、4ドルぐらい。

聞いたら、私がゴミ山の子どもに、くつをあげてたのを見て、
この人に、お金を使わせちゃいけない、と思ったらしい。

その日は、ビールを飲んで、普通に帰宅。
次の日に、空港まではちょっと早めに行こう、と言い出した。
カンボジアの空港なんて、40分ぐらい前に着けばよくて、
街中から、30分ぐらいしかかからないのに、
なぜか、街中からの出発を3時間前にしたい、と言っていた。
もう、だいぶ気心も知れていたので、申し出にしたがった。

にーちゃんが連れて行ってくれたのは、昼の置屋街だった。
夜だと、危ないので、昼に連れてきたと言う。
でも、昼でも、化粧をして、胸が見えそうなキャミソールを着て、
手招きをしている。
当時も今と変わらず、大半が5000R(1,25$)マッサージ屋だった。
マッサージ屋とゲストハウスがいい感じで、調和。
マッサージ屋5軒ぐらいに対して、ゲストハウスが1軒ぐらい。
たぶん、夜見ると、ちょうどいいんだろうけど、
昼に見ると、かなりのバカ殿メイク。
にーちゃんが言うには、2キロぐらい、マッサージ道路が続くと。
でも、私が思うには、1キロぐらいかな。

そして、ヤツ曰く、ゴミ山、スラム街を見た私には、
女として、置屋街を見てほしかったと。
ゴミ山やスラム街は、多くのNGOが入っているけど、
置屋街は、NGOが入って、女の子を救おうとしても、
結局、女の子は仕事がなく、また同じ仕事に帰っていく。

何かをしてあげる力はないだろうけど、
知っていてくれれば、何かにつながると。

それで、一回りして、コーヒーを飲んで、空港へ。
最初に1日5$契約をしていて、4日半で、22,3ドルだったが、
ゴミ山に行くときに、マスクを買ってくれたり、
ちょこちょこ飲み物を買ってくれてたりしたので、
(たいした金額ではないけど)
1日7$で払うと、こんなに要らないと言って、お金を返してきた。
あまりに律儀な野郎だったので、
私のふところは気にするな、
ただ、いつか、私はここに戻ってくるような気がするので、
もし、来たときには、超過分でご飯をおごってくれ、といった。

追加 
その1年後。
実際にプノンペンで働くことになった。
勤め始めて、最初の1ヶ月で1週間ぐらい、夏休みがあったので、
ラオスに行った。
そして、プノンペンに帰ってきたとき、
空港で、偶然、ヤツに会った。
前の約束をしっかり覚えていて、
学校の寮までのバイタク代はただ、ごはんもおごってくれた。

それからも、約1年半、いろいろお世話になって、
空港に誰かを迎えに行ったり、見送りに行ったりするときは、
大体ヤツにお願いしていた。

映画の話じゃない?
まあ、大事な友達の話っていうことで、許してください。



↑一緒に働いていたドライバー。
 物静かなにーちゃんだけど、
 仕事で悩んだときとか、よく励ましてもらってました。

前に書いたカンボジア映画の続きで。
プノンペンの町にできた唯一のデパート。
その最上階に映画館が入っている。

当時、カンボジア人に人気があったのは、ホラー映画。
蛇女の~というタイトルで、けっこう人気があったらしい。

映画館の下のフードコートで、ご飯を食べてから、映画館へ。
休日ということもあって、けっこう混雑。
早めにチケットだけ買ってたので、なかなかいい席をキープ。

席もフルで、最初に国歌が流れるんだけど、
みんな気にも留めずに、立ち上がったり、
スナック菓子をボリボリ食べたり。
その後にも、携帯やコンドームのCMが入ったり、
なかなか始まらない。
子どももけっこういるのに、いいのかな、なんて。

でも、始まると、少し静かに。
それでも、途中、携帯がなってたりしてたけど。

話的には、お金持ちのうちが蛇屋敷で、
お風呂や台所なんかのいろんな所から、
蛇が出てくるという、ストーリーはほとんどなく、
ひたすら蛇が気持ち悪いという映画。

カンボジア語と、下に出ている中国語の字幕で
話は大体把握できた。
というか、話の中身もないので、映像だけでも十分理解できる。

どこで、何が出てくるなんて、安易に予想できるんだが、
実際蛇なんで、こりゃ、気持ち悪い。
何より、映画を見て、びっくりしているカンボジア人にびっくり。
普通に、声とかあげてたし。

まあ、そこそこ楽しんで、終了。

それ以降も、何回か映画を見に行ったが、
いつもホラーものだった。

でも、これが、私のカンボジアの映画初体験だと思って書いていたら、
実は、この2年前に、初めて、プノンペンに来たときも見てたわ。

しかも、その話も思い出したら、けっこうおもしろかったので、
次の機会にでも、書く予定。



↑ラオスの仕事仲間。
お酒が入ると、歌が始まる。
田舎町だったので、お酒以外に楽しみも少なくて。
でも、田舎町にいきなり、日本のでかい会社が来たということで、
村の人からは見ると、ラオス人スタッフは給料をいっぱいもらっていると
思われているらしく、何かモテてる。
あれれ、な男も、彼女が2人いたり、愛人がいるスタッフも多い。
お金があったら、遊んじゃうのは、ラオス男の悲しいサガか?

カンボジアで映画を見た。
当時日常会話のクメール語はだいたい理解できた私だけど、
ふだんのテレビで見るドラマのクメール語では、理解できるのは半々。
学生と映画を見ようという話になったとき、
学生が選んでくれたのは、クメールホラー映画。
見ればすぐ分かるし、ホラー映画はカンボジアで人気なので、
なかなかいいチョイス。
最悪、翻訳してくれると言っていたので、とりあえずは安心。


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