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カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。
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↑ その名称がいいのか、分からないが、
 私が、ミスごみ山だ、と思った子供。
 ミスごみ山って、言われても、
 きれいなんだか、汚いんだか、分からないってーの。

先日、カンボジアに行った時に、
1年ぶりに、激しくお腹をこわした。
何度もトイレに行き、
もう、トイレで寝てしまえたら、楽なのに・・・なんて考えるぐらい。
2,3日は、昼間ちょろちょろと水やヨーグルトを買いに行って、
晩御飯時に、お世話になっている方や他の団体の方に会うぐらいで、
それ以外は、ゲストハウスの部屋で、
エアコンもつけずに、
トイレとベッドの往復以外は、ずっと寝ながら、
ドカベンのDVDを見るという過ごし方。
3日で44話見てしまった(1話 約24分)。
たぶん、誰も突っ込まないと思うけど、
旅行先のカンボジアに、
ベトナムで買ったドカベンのDVD6枚(合計 約120話)を
持ってきている31歳独身女性。
世間的には、①あり ②なし。
2択でお願いします。

そして、あまりお腹もよくならずに、ベトナムに帰国。
飛行機でちょっと緊張しちゃうぐらいなんで、
あまり復活していない。

結局、働き始めたら、だいぶ良くなって、
1週間ぐらいで完治。

そしたら、次は、お腹にいたらしきウィルスが、
内弁慶ぶりを発揮。
次に、頭痛と高熱が。
これが先週の水曜日。
朝から、だるいな、と思いながら、
近くの教えているホテルへ。
その日は、パーティーが入ったらしく、急遽休みに。

時間がちょっと空いたので、
手持ちの銭がない私は、銀行へおろしに。

毎月、8日が給料日。
会社は10日まで休みだったが、その日は13日。
会社もさすがに、給料、入れてくれたべ、と確認もせずに、
口座がある銀行の窓口へ。

600$おろそう、と紙に記入、窓口の人に提出。

その2分後。
窓口の女の人が一言。

残金がこれしか、ないんですが・・・。

渡された紙を見ると、6$って書いてある。

あれれ・・・

残金、6$だった。

給料、入ってねーーー(以下リフレイン・・・が悲しげに叫んでる。
              ユーミンの大ヒット曲より抜粋)

ものすごく恥ずかしくなって、
じゃ、いいです、と即効帰る。

桁が1つでも恥ずかしいのに、2桁違うって・・・。
しかも、残金6$って、いい大人が。

(結局、給料日はその次の日で。
正月休み後に、田舎から帰ってこない人が多いので、
対策だったらしい。)

部屋に帰って、具合が悪いので、少し寝る。
ホテルの授業が休みになったのは、会社には内緒で、
ダルくて、どうしても休みたかった。

そして、20分ぐらい、横になって、
11時に会社へ。

話の5分の1も終わってないのに、
長くなってしまった。
また、明日。
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↑ ゴミ山にて。
 親子のいい顔が撮れました。
 お母さんのほうから、
 「撮って!撮って!」と言って来ました。
 お母さん、子供の年齢から考えて、
 30代中盤ぐらいじゃないのかな?

さて、1週間前にさかのぼって、
吉田夫妻に会ってきました。
その2です。

ハノイの水上人形劇前で5時半に待ち合わせ。

ちなみに、私が住んでいる町からハノイまで、
バスで2時間ちょい。

今の会社で働いて、1年。
初めて、早退を申し出た。
っていうか、たぶん、社会人になってからも、初めて。
(最初に勤めた、月の残業時間が150時間を越える会社で、
咳が止まらないので、夜10時ぐらいに帰ろうとしたら、
嫌いな課長に、あれ、早退するの?と聞かれたことあり。
めちゃめちゃキレて、文句を言おうとしたら、
勢いがつきすぎて、本当に咳が止まらなくなって、
その上の部長に、お願いだから帰って、と言われた経験はあるが)

実際、3時まで授業で、
それ以降は、授業が元々ない日だったので、
誰にも迷惑かけることなし。
でも、早退なんて、したことがないので、
なんと言って、上司に聞いていいのやら。

結果、素直に、言い訳もせずに言った私。
「本当にお世話になった人がハノイに来るので、
どうしても会いに行きたいんですが・・・
授業もちょうどないし、
去年の有給も1日も使っていないので、
早退してもいいでしょうか。」

部長、苦笑い。
せめて、もっともらしい理由をつけてくれー、みたいな感じ。
たぶん、頭が痛い、とか言ってよー、とでも思っていたのだろう。
でも、有給使ってない、が効いたみたいで、
すんなりOKが。

部長!私、いい上司に恵まれて、本当に幸せです!!
会社の為に、身を強力粉にして、働きます!!
(ここで書いても、実際に読まれたら、正直かなり困る)

というわけで、堂々と早退。
しつこいが、
会社がある所から、ハノイまで、バスで2時間ちょい。
お世話になった二人に早く会いたかったのと、
その日のうちに、また住んでる町まで戻らないといけなかったので。
やっぱり、早退して正解。

待ち合わせ場所で、あ、ブログと写真で見た人だ、と、
まるで芸能人を見るかようだった。
あ、よっしー(さん)、写真のとおり!!とか
奥さんの葵さん、とてもかわいい・・・とか、
サインをもらいたくなるぐらい。
(ちなみに、私が持っている有名人のサイン、
①若乃花 
②松井秀樹(高校時代、追っかけをしてた) 
③昔、テニスで有名だったメアリー・ピアス(そんな名前だったような)
④ウド鈴木 (山形県出身、
昔、家族が、ウド鈴木の嫁募集に、私の名前で、応募しようとしていた)
以上、統一性なし)
二人とも、かなり厚着だったのが、ちょっとおもしろかったけど。
笑顔をまぶしかった。

せっかくなので、これシリーズ化で、
何回かに分けて書きます。








↑ 急遽、さとうきびジュース屋に就職した、オモシロ教師。

先ほどの続きで・・・。

カンボジアに行くときは、
ある程度、目に見えた結果を出さなきゃ、という
意気込みもあって、
子供たちと一緒に過ごす、という
一番の目的が、最後になってしまう。

それと、子供たちがどう成長しているか、すごく見たいのに、
ドキドキして、私のほうが、怖がっているという、
奥手の中学生の初恋のような状態。
(今どきの小学生のほうが、よっぽど進んでるって!)

逆に、子供たちの方から、どんどんコッチに来て、
一瞬、緊張してしまったり。


そんな私が、フリースクールに行ったときに、
唯一必ずしていること。
休み時間に、近所のさとうきびジュース屋を借り切って、
子供たちにさとうきびジュースを配ること。
(300R×80人=24000R=6$ 
朝と昼の子供のクラスのみだけど) 

高倉健(好きです、黄色いハンカチ等、
でも、菅原文太はもっと好き)には
かなわないんだけど、不器用なもので。

子供たちのために何かしよう、と思っても、
何を教えたら興味を持ってくるか、そして、喜ぶか、
考えるだけで、なかなかできない。

日本語だったら、もう4年以上も教えてて、
なんとなく学生の望んでることは分かるようになったのに。
子供相手だと、どうしたらいいのか。

それに、自分には、他にも仕事がある・・・。

そして、
文房具を配ったりもできないので、
せめてもの・・・と始めたのが、
休み時間のさとうきびジュース屋乗っ取り。

ジュースを配ることぐらいでしか、
自分の気持ちを表現できないのが、
いい大人なのに、悲しいところ。

自分が、たまにしか来なくて、それも、短い間。
そんなに覚えてもらえてないのは、重々承知。
(しかも、運営に携わっているなんて、
スタッフと大家さんファミリーぐらいしか、知らないし、
もちろん、子供たちにも、全然言ってないし、
知っている子供にも、口止めしてある。)

そんな私を
別所哲也のCMの、
毎年、お中元にハムを持ってくる、「ハムの人」みたいに、
「さとうきびジュースのお姉さん(かたくなに、お姉さん)」
として、覚えている子供がいるぐらい。

それだけでも、実は、かなりうれしい。


休み時間は10分。
その間、朝だったら、45人分、昼だったら、35人分の
さとうきびジュースを搾って、氷をくだいて、袋に入れて・・・
だから、大パニック。

休み時間の5分前には、
教えていない先生が、
先にジュース屋へ行って、サトウキビを搾って、待機する。
店のおばちゃんは、氷を砕くのに専念。
なんか、いつの間にか、役割分担されてるし。

休み時間とともに、子供が一斉に来て、
でも、話しながらも、きちんと順番は守っている。
サトウキビを搾るのを手伝う子供も。
そして、教えていた先生も登場。
先生二人で、サトウキビの皮をけずる。
(サトウキビの皮は、竹の皮の薄いような感じ)
子供たちも周りで応援。
(何もできないので、応援ぐらいしよう!!と
子供なりの優しさが伝わってくるのは、感心。)

そうやって、子供たちと遊んで待っている時間が、
私は一番好きだ。

最初に、もらおうとする子。
先生に持っていく子。
他の子に順番をゆずって、最後になっちゃう子。
そのまま、授業に遅れて、立たされちゃう子。
性格、出まくり。


そして、そんな時に思い出したこと。

私には、父がいるが、もう何年も会っていない。
大学時代後半からは、本当に数えるほど。
そして、私が日本で働いていた時に、
姉の家の引越しで、会ったきり。
最後に会ったのは、たぶん6、7年前だ。

父は元々、単身赴任で、
子供のときから、あまり一緒にはいなくて、
大学前半ぐらいになると、趣味が合うので、
たまに、一緒に陶芸に行ったり、
田舎の山に行ったりしていたが、
成人してからは、
いろいろ事情があって、
本当に会う機会がなくなってしまった。

その父が、たまに会ったときに、
お小遣いをくれていた。
本当に話すのは、短い時間だけで、
お小遣いだけ、渡してすぐ帰ったり、
母に、お小遣い袋だけ預けて帰ってしまったこともある。
小さいお小遣い袋に、似合わないカードが必ずついていて、
「仕事大変だろうけど、ムリするな」とか、
「病気だけするな」とか、書いてあった。

元々、ちょっと変わった人で、
私が大学に入って、上京したときには、
「エイズにはならないようにしろ」
その1年後に会った時には、
「男が女の家に通ってもいいが、
女が男の家に通うようになってはいけない」
の発言でも分かるように、
親らしいセリフは、あまり聞いたことがないのだが。

しかし、そのカードを思い出して、ふと思った。

父の気持ちは、
フリースクールの子供に対する自分の気持ちと
同じだったのでは?

子供には会いたいけど、
自分の仕事もあるし、
会っても、何を話したらいいか、考えて、
うれしいのに、何をしたらいいんだろうと思って。

そして、何もできずに、
ちょっとした物やお金をあげるので、精一杯。

ちょっとした満足と、物足りなさを感じて、
また、普通の暮らしに戻る。

会っていない時間と距離から、
自分で、その間に、ちょっとした壁があるのでは、と思って、
ビクビクして。
そんな壁は、勝手に自分で作り出しているだけで、
実際、一瞬で壊れるのに。

親になったことはないけど、
年を重ねて、ようやく父の気持ちが少し分かるようになってきた。

思い出すと、涙があふれて、
今も書いてる間、鼻水まで止まらなくて、
鼻血止めみたいに、
鼻にティッシュを詰めながらで、
かなり呼吸が辛い。

年を重ねるのって、悪くないかも。

なんて、BGMが中島みゆきなもんで。

明日は、吉田夫妻の話を絶対書くぞ!



↑ サトウキビジュース屋の前で、
 吠える子供とオモシロ教師。
 仲いいんですわ。

吉田夫妻の話が途中で終わっているんですが、
いろいろと話があるので、
先に、ちょっと短編?を。


この写真をアップしたら、急に書きたくなったこと。

このブログを読んでくれている人なら、知っていると思うが、
フリースクールの運営費を稼ぐために、
ベトナムで働いている私。

そちらの仕事の方も、忙しくて、
というか、日本語を教えているので、
あまり長い休みを取って、勉強が中断してしまうと、
せっかく覚えたり、話せるようになっても、
また元に戻ってしまうのがいやで、
なかなか、自分から休暇を取るのは、難しい。
(自分さえ割り切れれば、
普通に休みを取らせてくれるような
今どきに珍しい上司に恵まれてはいるのに・・・)
それに、今は、ハノイからプノンペンまで、
航空券430$なんで・・・。
2回行くの我慢したら、
子供たち、みんなで、遠足行けるのにな・・・なんて思うと。

というわけで、カンボジアに行ける機会は、少ない。
スタッフとメールや電話でやり取りをしたり、
写真を送ってもらったり、
最近だと、よくボランティアの方が、
フリースクールの様子を伝えてくれて、
なんとなく状況を把握している感じだ。
(ありがとうございます。本当に助かってます。)

なので、たまに行くときは、
短い期間で、いろいろ改善しないと、と
実は、あまり子供たちと遊ぶ時間がない。

本当は、一緒に遊んだり、
日本語の授業に交ざったりしたい・・・と思いつつ、
運営計画や予算の組みなおし、
授業の問題点を洗いなおしたり、
子供の勉強に何が必要か、スタッフたちと会議をしたり、
備品を手作りをしたりしていると、
あっという間に時間は過ぎてしまい、
遠くのほうで、勉強の様子を見て、
ホームページや
今まで支援してくださった方に送るための写真を撮って、
ちょっと、子供たちと遊んだり、ゲームをしたりすると、
その日は終わっていく。

先日も、科学実験をするぞ!!と
でんじろう先生になるのを夢見て、
ちょっとは準備をしていたのだが、
以前に来てくださった方が、
お友達を紹介してくださって、
その方が見学にいらしてくださって、
いろいろな話を聞いたり、
写真を撮っているうちに、終わってしまった。
(でも、実際は、そういう人のつながりを感じられたり、
日本に帰化されたカンボジア人の方にもお会いできて、
本当に貴重で、楽しい時間だった。)

私がいないと、決められないことも多く・・・
と言うのは、スタッフたちはみんな優しくて、
あまり、これが欲しいとか、教室のここを直して、とか
言わないようにしているらしく、
ある物の中で、工夫したり、
自分たちで手作りしたり、修理したりと、
よくやってくれている。

でも、できたら、みんなでいい環境で勉強できたら、いいし、
会って話したら、みんなも意見も言いやすいし、
いいやり方や、最低限必要なものを、すぐに分かる。
そして、これは買える、直せる、できる、教えられる、
でも、これはムリ、とすぐに決断できる。
(意外と、男らしいところがあって、判断は早いので。
除:嫁に行かない(行けない)ことに関してのいろいろな決断)

あれ、短編なのに、長くなってきた?
大丈夫、今日はすぐに続きを書くので。



↑ 授業中なんですが・・・。
  他の子供は、まじめに勉強しているのに。
  でも、ちょっとだけ自分と似たにおいが。

カンボジア話がいくらでもあるんですが、
昨日、私の中では、かなり有名人の
吉田夫妻に会ってきたので、
そちらを先に。

吉田夫妻というのは、
このブログのリンク先にもあるけど、
(よっしー&葵さん)
新婚旅行で、世界一周をしているご夫妻。
(さっきから、手袋をして、キーを打っているので、
失敗して、世界異臭と打つことしばしば。)

1月に3週間ほど、センターに来て、
日本語を教えたり、歌やリコーダーを教えたり、
子供たちがすごくよくしてもらったそうだ。
スタッフや子供から、よく話を聞いていた。




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