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カンボジアでボランティア

カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。

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電車で横になった話 その2


その1の続きで。

友達のお葬式に行って、拝んで、
実家へ帰ってきたのが、1時ぐらい。
親に帰るって行ってなかったので、驚いていたが、
なんとなく帰ってきそうな気はしていたそうだ。

お正月は仕事で帰れなかったので、
夏休み以来の帰省。
ちょっとのんびりして、
終電1本前の新幹線で、東京に帰ることにした。
当時、横浜から自転車で15分ぐらいのところに住んでいて、
終電で帰ると、家に着くのが12時過ぎるという計算の元、
1本前のに乗ることにした。

雪降りの中、親に駅まで送ってもらって、
新幹線に乗り込む。
飲み物を買って、週刊誌も買って、
どこかいい席がないかな、と探していると、
高校時代の友達と3年ぶりに会う。
彼も、お葬式に来ていて、埼玉に帰るところだと言う。
彼も、一緒に、家にたまっていたメンバー。
隣に座った。

新幹線が出発してからも、
友達の思い出話をしては、懐かしく思っていた。
その友達は、かなり豪快なにーちゃんだったので、
奴は、天国へ行く前に、大雪を降らせたね、
今晩、地震でも起こすんじゃねー?
なんて、話していた。

そして、出発、40分後ぐらい。
話も続いているときに、

ガタン!!

という衝撃とともに、新幹線が止まる。

大雪だし、
木でも倒れて、引っかかったんだべ、と
お菓子を食べながら、話す二人。

それか、友達が私たちを帰らせたくないって、
呼びとめたのか?と(今でも、ちょっと思ってるけど)。

実は、雪で道が見えずに、
軽自動車が線路を走っていて、そこに新幹線が突っ込んだのだ。

シューという音とともに止まったまま、全く動かない新幹線。
1時間たっても、2時間たっても、全然動かない。

その頃になると、二人ともおなかが減って、
私のお母さんが持たせてくれた、
おにぎりとか、果物とかを二人で分ける。
晩御飯と言って、
おにぎりを4つ持たせてくれた家族に感謝。
それ以外にも、ふかし芋もあったり、
みかんも大量にあって、助かった。

その頃になると、車内で、
最終の新幹線が、仙台行きの電車に振り替えて、
仙台からの新幹線で客を乗せていったとの放送。
終電にしたほうがよかったか?と、二人で話す。
でも、話す人がいたので、
特に、不満もなく、事故なら仕方がない、と諦めて、
ゆっくり話していた。

今日は、ここで、夜明かしか?と思ったときに、
ゆっくり新幹線が発車。
すでに、そこで3時間ぐらいたっていた。

また長い?
次へ。


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