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カンボジアでボランティア

カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。

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プレイヴェンその3


↑設立当初の写真発掘。
この頃は壁が竹の皮で編んだやつでできてましたが、
その後、ベニヤ板になって、
今やレンガ造りに(うれしくて言いたくて、たまらない)。

さて、プレイヴェンシリーズ最終回。
昨日はご飯前までのことを書いたので、続きを。
ご飯の前に戻ってきて、
ファミリーの食事の準備を手伝う。

と言っても、菜っ葉を切ったり、簡単に炒めて、
外にある、ちょっとした台に並べる。

発電機があるのが、その1箇所だけなので、
そこで、それぞれにご飯を盛って、
だいたいおかずは2品ぐらい。
私と一緒に友達とか近所の人が来たときは、肉料理が出てくるが、
私だけのときは、野菜炒めとか野菜スープが多い。
基本は菜っ葉。でも、おいしくて、ご飯が進む。
だって、白米はすぐ近くの水田で採れた米だもん。
ご飯だけでも、全然平気。
この時ばかりは、私もドンブリ飯でいっちゃう。

前半戦は大人チームで、
子どもチームはその間に水浴びをしたりして、待っている。
大人チームがビールの時間になった頃に、子どものご飯。
大人は偉いのだ。
まあ、ご飯はみんなの分、しっかり残っているので、ご安心を。

その後は、星を見ながら、ビールを飲んで。
時には、涼しいので、その時間ぐらいに
稲から米を取る作業。
でも、そんな機会があるわけもなく、
束ねた稲穂をひたすら地面に打ち付けて、
落ちた米をほうきで掃いては、もう一度。

それで、一汗かいて
電気の通っていない水場で、薄暗い中、水を浴びる。
ちょっと冷たいが、そこは息を止めて。

そして、出たら、電気は外にしかないので、
ろうそくに火をつけて、部屋まで行って、寝る。
木の床に、薄いタオルをひいただけだけど、最高の寝床で、
どうしてか、体が痛くなることもない。

で、次の日は、朝日と鶏の声で目覚める。
本当に幸せなときだ。

私の大好きな言葉。
鳥の声で目覚め、朝日と共に起き、日の光と風に包まれ1日を過ごし、
夕日と共に家族と集い、星と共に眠る。
これ以上の幸せがあろうか。

ちょっとロマンチックに書いてみました。

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コメント

1. 無題

最後の数行、涙が出ました。
心からそう思います。

うまくコメントできなくてすみません。

2. きっと

人の悩みなんて、人類の歴史に比べたら、小さいのかなって。
当たり前の幸せに気づけたら、人は楽に慣れると思います。
私もこの言葉を聞いたときはなぜか、泣きました。本当になぜだか分かりませんが。
表現はできませんが、たぶん同じ気持ちだったと思います。
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