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↑ゴミ収集車が捨てていったゴミにたかる人々。
写真の上半分は人の山で、下半分はゴミの山です。
連日ゴミ山のことを書いたが、ちょっと重い話だったので、今日は軽い話。
ゴミを拾う人々。
これはゴミ山でではなく、街中でゴミを拾う人々の話。
カンボジアにもゴミ収集車は来るが、
持って行く必要があるのは、生ゴミぐらいで十分。
他のゴミはゴミ拾いの人が持って行ってしまうからだ。
ゴミを捨てると、夜の間に、ゴミの中から金目をあざる人が来る。
だいたい朝になると、ゴミ袋の中身が四方八方に飛び散っていて、
ゴミではあっても、多少はお金になるものだけ、なくなっている。
(人気があるのは、やっぱり1番はペットボトルで、ダンボールもなかなか)
いつも、その後始末をして、
もう1回掃除をしなくてはならないのが、かなりの不満だったが、
そこに止まっているバイクタクシーグループからのクレームが多くて、
私の仕事になってしまった。
(掃除する代わりに、バイタク料金は安めにしてくれる)
なので、何かを捨てるときには、
細かく切ったり、大きい袋にまとめていれて、
ゴミ収集車を見かけたら、すぐに出しに行くようにしていた。
しかし、最初の学校を離れる前には、引っ越しが伴ったので、
授業の合間をぬって掃除をしては、ゴミを捨てていた。
そして、ある日、身の回りのゴミを出して、
夕方、学生への声掛け運動のために、外に出てびっくり。
朝、出したゴミ袋が持ち出されていて、
残っていたのは、私のブラジャーが一つ。
学校の門のちょっと脇にブラが落ちているという、不思議な光景。
学校に住み込んでいたのは、セキュリティーのにーちゃんと私だけだったので、
捨てた犯人が私、と瞬時に分かる。
急いで拾って、もう1回他のゴミに混ぜて、出した。
何事もなかったかのように。
いやー、事なきを得たと。
でも、そうじゃなかったよ。
さすが期待を裏切らない町、プノンペン。
その次の日の朝、バイタクのにーちゃんに呼び出されていくと、また私のブラのみが。
他に出した服とか、紙ゴミも持ち出されているのに。
おいおい、私のブラは、そんなに価値がないのか!!!
ダンボール紙以下かい!?
黙って、そのブラを拾って、ちょっと離れたゴミを集めるとこまで、持って行った。
ちょっと切ない昼下がり。
暑さが身にしみた。
↓こっちも見てください。
http://cambodia.nobody.jp/
Mixiでコミュニティーを作りました。
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コメント
1. 声を出して笑ってしまいました