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カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。
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↑近所の子どもたち、みんな同級生です。
黒い服の女の子は、近くの青空屋台の看板娘です。
私もよく行きます。

初めてカンボジアに行ったのが、8年前の卒業旅行。
その時に、感じたのは、子どものサイズがおかしいということ。
サイズというと、ちょっと変な言い方だけど、
年齢と体の大きさが合わないという意味だ。

これは、前回のゴミ山の話でも書いたが、
見たところ、日本の子どもで言うと、7,8歳なのに、
実年齢は10歳~12歳なんて、いうのがよくあって、
栄養足りてるのかな、なんて、かなり心配してた。
年齢を聞いたのは、ほとんど物乞いの子どもだったので、
ご飯食べてるのかな・・・なんて。

その時から、6年。
今度はプノンペンの日本人経営の民間の学校で働き出した。
その時は、学生たちに聞いても、ちょっと小さいなとは思っても、
そんなに違和感を感じることはなかった。
そして、しばらくすると、そんなことまるで気にならなくなっていた。

しかし、フリースクールを開校して、しばらくして、
やっぱりなんか違和感。
子どもだと思って話していたり、書いた絵をチェックしたりして、
あとで、年を聞いてみると、
やっぱり実年齢に体の大きさは伴っていない。
人懐っこい昼クラスも、小学校低学年ぐらいかなと思っていたら、
高学年がかなり含まれている。

最近、夕方の日本語のクラスを開いた。
ちょっと、年齢層があがるね、なんてスタッフと話していたが、
会話練習で、何歳ですか。~歳です。の練習をして、またびっくり。
中1、2ぐらいかなと思っていた学生のほとんどが高校生。
日本人の子どもに比べて、一回り小さい。

いろいろ考えたけど、前に勤めていた学校は、
学費が1ヶ月10$。でも、プノンペンでは高額。
みんな、そこそこいい服を着て、学校に来ていた。
間違っても、穴のあいた服とか汚れた服を着ている学生はいなかった。
今のフリースクール。
穴のあいた服とか汚れた服なんて、あまり珍しくないのか、
今や、ほとんど気にならない。
いろいろな経済格差なんだろうか。

たぶん、前の学校は、みんなおいしいご飯を食べて、
特に生活に困る子もいなかっただろう。
今のフリースクールの子どもだって、ご飯に困ることまではないだろうが、
ひょっとしたら、栄養が偏っていたのかもしれない。

いろいろと考えるところがありそうだ。
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