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カンボジアでフリースクールをやってます。 スタッフと私の奮闘記です。
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このブログで書く、ベトナムネタは8割方、
ベトナムやベトナム人についての文句なので、
たまにはいいことを。
(ちなみに、ベトナムのほのぼの(?)生活事情は、
リンク先のつれづれなるままにハノイ、のほうに、書いてあります。)

会社のベトナム人と、YEN TUという山に登ってきた。
最初は、ロープウェーもあって、
頂上にお寺がある、ちょっとした山という話だった。
なので、私でも大丈夫だべ、と思い、参加することにした。

しかし、どんどん話が変わってきて、
ベトナムで一番高い山だの、
ベトナムで言うとこの富士山で、3000m級だの、
頂上付近は、岩だらけで、這うようにして登るだの、
なんか大変なことになってきた。

結局、本当は、1700mだ、いや、1300mだ、
など、いろいろな話が出た末に、
実際は1069mだったことが、
さっき調べて判明。

行ったメンバーは、日本語の学生が4人と
その学生が働いている、技術部のメンバー。

ちょっと遅れるとものすごく混むと言うので、
朝4時に集合。
もちろん、3時起きですわ

そして、借りたワゴン車に、総勢15名が乗る。
(構成は、夫婦4組+(夫婦と子どもと弟)+リーダーと女の子+私)
よく見る。
誘ってくれたのは、本当にありがたいけど、
メンバー的に、みんなペアなりグループを組んでる・・・。
私がベトナム語を話せないことより、
ペアの輪を乱していることに、一抹の不安。
まあ、そんなこと、他のベトナム人は、
気にしていないように、出発。

まあ、話は長いので、ちょっとはしょりつつ。
ロープウェーで登るつもりで行ったのだが、
みんなが歩いて登ると言うので、
一緒に付いて行く事にした。

この時のポイント。
みんな手ぶら。
荷物らしきものは何も持っていない。
ただ、手には、パンと果物を入れたビニール袋。
そんなスタイルかい。
私は、リュックを持っていったのに、
そんなものは置いていけ、とのみんなの指示。

確かに、それは正解だった。
意外と、ベトナム人合理的。

山の真ん中あたりから、見た景色。
登って、ちょうど1時間半。
ちょうど半分ぐらい。



空気が気持ちいい。
天気もいいし、気候もいい。
着ていた、ジャンバーを脱いで、風がいい感じ。

7時半。
そこにあった茶屋で
ちょっとご飯を食べて、寝る。
男どもが賭けトランプをしている脇で、
女性陣ひたすら食う、そして寝る。


9時、再出発。
ロープウェーに見向きもせずに、
山登りは続く。

そして、登ること、更に1時間。
頂上が見えてきた。



見づらいとは思うが、
岩だらけの頂上にあるのが、お寺。
っていうか、この岩を登るの?
とちょっとローな気分に。

このちょっと前に、人が多くて、
グループが何人かに分かれてしまう。
私は、ちょうど日本語が話せる学生夫婦と一緒に。

この近くの茶屋で、
ヨーグルトを食べて、リフレッシュ。

さて、登るぞ!!

とあげた拳を下ろしてしまったのは、
こんな感じだから。










人、多すぎ・・・。

前に進まないって・・・。

でも、前に進まないと、頂上にたどりつけないので、
少しずつ進む。

でも、登るごとに、道がなくなっていて、
ゴツゴツした岩が。

そして、その岩を飛び越え、またぎ、渡り、登っていく。

人が多いので、
大変な様子は、伝わりにくいのだが、
こんな感じ。








やっぱり、人の姿が多くて、
ゴツゴツした岩とか、
手を引っ張ってもらわないと、登れない様子が、
まるで、伝わらない。
うーん、残念。

そして、更に登ること、30分。
頂上に到着!!
そこには、お寺が!


もちろん、感動の瞬間・・・(いや、・・・)

感動になれないのは、
下の写真を見てもらえば、分かるはず。






人が多すぎ。

頂上なのに、
足の踏み場がないですから。
ほんと、どんだけ、人がいるんだって。

でも、頂上にたどりついたっていうので、かなり満足。
まあ、その後、あっさりロープウェーで降りたんだけど。
いやー、そのロープウェーの待ち時間での
ベトナム人独特の列を作れない病で、
割り込み争いが大変だった。

行きが登りに3時間、
帰りがロープウェーの待ち時間、1時間。
ロープウェーに乗った時間、10分。
そして、降りて、おやつタイムに、
昼ごはんを食べた。

そして、この山登りで発見したベトナム人いろいろ。

もちろん、ベトナム人ですから、ゴムのサンダルが大好き。
1割がたは、ゴムのサンダルで、山を登っています。
そして、更に1割が、革靴、又はヒール靴。
更に、そんな足元で登るので、
サンダルや靴がこわれて、裸足で登っている人も。

もちろん、ベトナム人ですから、
中には、スーツ(ネクタイなし)を着て、登っている人もいます。
中には、革ジャンを着て、登っている人もいます。

もちろん、ベトナム人ですから、
手ぶらで登っている人がほとんどです。
たまに、リュックを背負っているひともいます。
もちろん、ベトナムですから、
そのリュックの紐が切れて、手に抱えている人もいます(複数目撃)。

ベトナム人ですから、見た目70歳ぐらい(たぶん本当は60歳ぐらい)の
ばあちゃんが、意外とスタスタと登っていたりします。

もちろんベトナム人ですから、
登るときも、みんな割り込んできます。
いつも戦いです。

ベトナム人ですから、
すぐ回りの人につかまったり、ひっぱったりして、登ります。
休むときは、前の人の荷物によりかかったりもします。

ベトナム人ですから、
人が多いので、泥棒もいるようです。
よく、学生に、泥棒に気をつけて!と注意されてました。


まあ、なんやかんやで、楽しい1日でした。

でも、一つ、心苦しいのは、
私と一緒に登ってくれた夫婦ですが、
本当は、夫婦同士で、
楽しい時間を過ごしたかったんじゃないかな?と。

そこは、山のきれいさに免じて、許して~。

今回は、ベトナム人について、いいイメージの表現ですよね?
 




頂上のお寺で、
1、フリースクールの子どもたちの幸せ
2、ばあちゃんの長生き
3、このブログを読んでくださっている皆さまの幸せ
を祈ってきたのですが、
一番大切な、私の嫁入りという、
お願いをするのを忘れてしまいました。
どうぞ、柏手代わりに、ここを一押し願います。
 

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コメント
すごい!!
ランキング、すごいですね!
おめでとうございます。^^ポチ。

しかしヒト多いですね・・・
山の岩の大きさや多さにも驚きですが
登る人の姿と話がまた最高です。
本当にネタが尽きない国ですね~(笑

でも是非行ってみたい国です。
【2008/03/06 17:47】 NAME[coniglia] WEBLINK[URL] EDIT[]
ランキング
読んでくれてる人のおかげです。

是非、ベトナムにいらしてください。
と言っておきながら、
私がイタリアに行って、
conigliaさんにお会いしたい気持ちのほうが強いです。
【2008/03/12 22:45】


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