カンボジアでフリースクールをやってます。
スタッフと私の奮闘記です。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 昨日の続きで。 この学校の運営を手伝ってくれているカンボジア人スタッフの二人は、 二人とも、民間の学校での日本語教育歴がある。 なので、学校を始めさえすれば、ある程度、軌道に乗せるのは そんなに難しくないと思っていた。 しかし、実際にチラシを配って、子供たちを集めて、勉強を始めてみると、 あれれ、予想とかなり違う・・・。 他でも書いたかもしれないが、 ここの学校で、対象としているのは、 ゴミ山で働いている子や、公立の学校で勉強して、まだ足りない子。 まあ、口で言うのは簡単だが、 英語のクラスは比較的、年齢層が高いからいいようなものの、 カンボジア語のクラスは、本当に動物園のようだった。 というのも、制服が買えなくて、学校へ行けなかったりして、 今まで、一度も学校で勉強したことのない子供や、 親が働きに行くので、とりあえず連れてきたというような子供たちが クラスに何人かいたからだ。 そんな子供は、ちょっとした時間でも、椅子に座り続けるのが大変で、 教師が黒板に何かを書いていると、とたんに話し始めたり、 歌を歌ったり、時には歩きまわったりと、 本当に本能のままに動き回るのだ。 かなり手ごわい!! 中には、カンボジア人でも、びっくりするぐらいのスラングのような カンボジア語しか話せない子供もいて、 カンボジア人教師たちの間でも何度も話し合いがあったそうだ。 いきなり押さえつけるのもどうかということで、 最初に規則を作った。 勉強するときは、ものを食べない、ゴミはゴミ箱に。 普通の学校に通った子供なら、分かるだろうけど、 中には、学校がどんなところかも知らず、 初めての経験の子供も何人かいる。 少しずつ厳しくしたり、褒めるとこはほめたり、 そして、怒るところは怒る!! 小さい子供たち相手の教師は、 勉強以前に、生活習慣を教えるところから、始めた。 本当は、始める前には、私の中で、ただで教えてあげてる、 という上からのモノの見方があったが、 実際始めてみて、そんなことを言ってられない事実に直面。 教師と子供が、一緒になって取り組んでいかないと、 全てが前に進んでいかないとことに気付いたのだ。 子供たちが興味があることを、授業に取り入れたり、時々、歌や絵を教えたりして、 少しずつ子供たちの座っている時間が長くなってきた。 少しずつ規則も厳しくして、 遅刻や欠席をするときは、前もって、担任に言うとか、 理由がなく、欠席が続く子供は、教師と話し合うなど、 生活面ではなく、勉強面での規則に変えられるようになってきた。 これも、根気良くねばってくれた教師と、 ついてきてくれた子供たちのがんばりによるもの。 ただ、あくまでも学校自体発展途上中。 正直、まだまだ。 子供も教師もこれから、もっともっと伸びていきたいと思っている。 今勉強している子供の多くは、開校当時からのメンバーが多い。 ということは、とりあえずは、1年半は勉強を続けてるのだから、 それだけでも、褒めてあげなきゃいけないのかな、本当は? PR さて、今日は子供たちについて。
いろいろな背景を持つ子供たちがいるんですが…。
でも、その前に、私の教師歴をちょっと書いてからで、
続きはまた、明日にでも。
私は以前に、カンボジアで1年半、日本語教師をしていました。
1年3ヶ月は、日本人経営の日本語学校、
3ヶ月はカンボジア人経営の語学学校です。
最初に勤めた学校は、1日1時間の授業で、学費が1ヶ月10ドル。 10$とはいえ、他のカンボジア人日本語教師がやっている学校は、
ほとんどが5$以下、時には、1$なんて所もあるぐらいだから、
通っているのは、そこそこ裕福な学生で、
大学生なり社会人なり、18歳以上の学生が多かったように思います。
しかも、そのほとんどが、英語か中国語を習ったことがあって、 外国語を勉強するのは初めて、という人はほとんどいませんでした。
だから、なんとなくですが、外国語の勉強の仕方が分かっていて、
今考えると、それほど大変なことはあまりありませんでした。
どちらかというと、教材がほとんどなくて、それを作るのには、かなり苦労しましたが。
2校目は、自分の学生(でも、日本語の教師)が経営を手伝っている学校。
今は彼は、この学校の運営とスタッフの管理をしてくれています。
もちろん、毎日日本語も教えてくれています。
元々は自分がほとんど趣味で教えていた、中級のクラスの学生でした。 ほとんど趣味なので、1ヶ月に1$で、
半分は教科書の勉強、半分は会話の勉強という名の世間話。
そこで、出てきたのが、カンボジア人日本語教師のこと。
カンボジア人教師もさまざまで、本当にいい教師もいます。
次に書くのは、全員が全員じゃありません。
これは聞いてください。
カンボジア人で日本語を教えている教師は、 初級を終わった段階の人と、中級を勉強中の人が半々ぐらいだと思います。
たぶん上級レベルは・・・、探すのがかなり難しいかも。
教師は給料は安いので、みんなガイドや旅行会社勤務を希望するので。
しかし、その他のところに、不思議な所属の人がいます。 初級も半分、カタカナもあやしいような人がチラホラ。
中には、カタカナを勉強したからと言って、ひらがなを教えてみたり、
朝、他の学校で自分が勉強してきたことを、そのまま午後に、自分の学校で教えてみたり。
うさんくさい教師が多いのも、事実です。
それから、カンボジア人教師と勉強しても、授業のほとんどが、カンボジア語で進み、 教科書の問題を日本語で答えるだけで、テストはできるけど、会話が出来ない学生が大多数。
他の学校では、学生をナンパしに来ている教師まで…。
そんな話をした時に、その学生(兼教師)が、自分の学校を良くする為に、
私に手伝ってくれないか、と言い出しました。
別に私が行ったぐらいで、良くなるとも、思えなかったのですが。 1回見学に行って、学生と話してみると、教師によって、学生の会話力の差が歴然。
かなり勉強が進んでいるのに、簡単な会話ができなかったり、
目を伏せて、話さないようにして帰る学生もいたので、同じ教師として、ちょっと悲しくなってしまいました。 (私は、いろいろな外国語に手を出しているのですが、
字は全く書けずに、ひたすら会話だけをするタイプなので、外国語は話せてナンボの考えです。) それで、以前は給料200$(職員寮と食事つき)だったんですが、
給料100$、新しい部屋の家賃70$自腹の学校に異動。
ただ、自分の持ち金との関連と、次に働く日本人教師(自分で探してきました)の
兼ね合いで、3ヶ月の勤務に決定。
自分の授業3時間とカンボジア人教師のアシスタントで、2時間。 それ以外の時間は、カンボジア人教師の日本語のクラスに入って、説明を聞いて、
カンボジア語の勉強と、カンボジア語による説明の仕方をひたすらメモしてました。
あとは、休み時間にひたすら、他のカンボジア人教師と会話、時々は文法説明も。
土曜日が、教師相手に、教え方も教えていて。
正直、これが一番緊張もんでしたが。 この学校は、外国語を勉強するのが初めてという学生も多く、
時にはカンボジア語を使って、教えていました。
(この時期、びっくりするぐらいにカンボジア語、上達してました)
大変でしたが、その分、学生が話せるようになったときの喜びは格別。
最初は目を伏せていた他のクラスの学生も、
今日はこれを聞こうとか、こんなことを話そうとか、準備してきたり待ち構えていたり、
教師も自分で中級の勉強をしてきて、質問は私に、というように、かなり私の有効利用。
学校の雰囲気も少しではありますが、よくなっていってました。
ある意味、この時期は日本語教師をした期間の中でも、
一番濃い時間だったかもしれません。
そんなわたしですが、この学校は…続きは明日。 このブログとリンクしている学校のホームページも気がつけば、
いつのまにか見た人のカウントが100を超えました!!
私の住んでいる町は、あまり娯楽がないんですが、 最近は、このDVDにはまって、逆に時間が足りないぐらい。
英語の勉強も兼ねて、見ることも多いです。 3年も海外にいて、全く英語が上達しない私でしたが、 さすがにインドに半年もいれば、
昨日は、東京ラブストーリー購入。 どっかのアンケート会社が実施した、もう一度みたいドラマの10位までに入っている、 東京ラブストーリー、救命病棟24時、ひとつ屋根の下、振り返ればやつがいる、 全てこの1ヶ月で手にいれたものです。
ただ、日本への持込が心配なので、見終わったら、こっちの知り合いに回して、終了。 著作権さえなければ、日本でもいい商売になるのに、残念。
You Tubeはちょっと前に、ブームが来てて、 世にも奇妙な物語、ドリフ、ものまね、お笑い、探偵ナイトスクープとはまり、 最近はもっぱらタモリ倶楽部を見ています。 教える日本語と話す日本語にあまり違いが出ないように、微調整が必要な私。
上は市場の写真です。 カンボジアの市場はいろいろとおいしいものの宝庫。 この時期の果物はたまりません! また、市場メシの中には、日本のオムレツや焼きうどんに似た料理もあります。 プノンペンには、 セントラルマーケット(観光客も多い、プノンペンのいろんな意味での中心)、 オリンピックマーケット(今どきの服がいっぱい、ベトナム製だけじゃなく、タイ製も)、 オルセーマーケット(生鮮食品充実。お茶や金、うさんくさい電気製品も充実)、 ロシアンマーケット(昔は泥棒市場と言われたこともあったらしいけど、 観光客に一番人気で、骨董品も充実) の4つのマーケットが有名。 私のお気に入りは、ロシアンマーケットことトゥールトゥンポンマーケット。 ここで、カンボジアンロックやC-POP(カンボジアンポップス)のVCDやDVDを 買うのが、大好き。 でも、大好きなC-POPですが、タイの流行歌の歌詞だけ変えたやつの多いこと。 ラオスに行ったときに、CD屋で、適当にカンボジアの歌を口ずさむと、 もれなく、似たようなタイのCDががんがん出てきたぐらい。 この市場だったら、何時間でもいられます。 と、この市場、意外と洋服も充実。 前にも書いた、GAPのシャツやキャミソールが山のように(本当に山みたいに) 売っていて、時々、私は大人買いを楽しみます。 だって、大人買いしても、1枚1$だし。 そんなカンボジアのパワフルマーケット、一度遊びに来てください。 でも、くれぐれもスリに注意! カンボジアで停電は日常茶飯事。 今はまだ、比較的いいが、もうちょっとすると、毎日のように停電がある。 しかもだいたい、毎日同じ時間。 2時過ぎぐらいの暑い時間や夜6時半ぐらいから。 昼はなんとか乗り切れるけど、 夜は暗くて、勉強ができない。 時々、蛍の光のようにロウソクで勉強したりしていみるけど、 風が吹けば、ロウソクも消えるし、人も多いから、かなりつらい。 教師の声に合わせて、適度に会話をして、帰るのが精一杯。 ただ、ロウソクの光って、あったかいと思ったり、 おしゃれレディーの即席アロマ気分を味わえたりと 楽しみ方も覚えるようになった。 しかし、停電より辛いのが、断水。 何年か前までは断水もよくあって(建物によりけりだろうが)、 一度、髪を洗ってる途中に、断水になったときは、 シャンプー、せっけんまみれで、 とりあえず寝巻きを着て、建物に付属の駐車場へ。 試しに車洗い用の水道のホースをひねると、 ちょろちょろと水が。 泡だらけの頭だけはなんとかしないと、と ずぶぬれになりながら、水を浴びた。 かなりずたずたになって、部屋に戻る前に、 シャワーの栓を確認すると、ちょろちょろと、水が・・・。 おいおい、私の30分を返せと思いながら、 部屋で、新しい寝巻きに着替えた。 これも、お金持ちの多い町では、停電も少ないと来たもんだ。 持つべきものは金だ、言わざるをえない、カンボジア生活。 |
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