"建築"カテゴリーの記事一覧
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↑ 一応、私が住んでいる町の名所など、たまに。
正面の大きい肖像画は、ホー・チ・ミンです。
いやー、白鵬と朝青龍の取り組み、よかったですわ。
知り合いの誘いも断って、
リアルタイムで見ようと、構えてましたんで。
昔、うちのばあちゃん(今、97歳)が
相撲が大好きな人で、
取り組みの前に懸賞金の数を数えて、
6万×・・・と、よく計算してました。
ばあちゃん曰く、
そのうち、5千円は諸経費で取られて、
実際手に入るのは、5万5千円だと。
さて、昨日もちょっと書いてたコラムですが、
やっぱりあたりさわりのない文を書くように
心がけているので、ちょっと消化不良。
というわけで、ブログ用に書き換えて、
こっちを先に。
腐っても、一応建築士の私。
街の工事現場を見るのは、好きだ。
特に、私が今住んでいる街は建築ラッシュで、
大型ショッピングスーパーとデパートがある通りは
その両脇に、オフィスビルやホテル、レストランなど
次々と、建物を建てているところだ。
私は以前に、ラオスでも建築の仕事をしていたのだが、現場にいたのは、70%ベトナム人、残りラオス人。カンボジアなどでも、同じように、出稼ぎに来ているベトナム人建設労働者は多い。ベトナム人の仕事の早さと、手の器用さは群を抜いていて、現地の労働者でも、かなわない。
でも、小ずるさや物を盗む、なんてのも
関係者は、よく知っていて、
聞くと、ベトナム人には注意しておけ、と言って、
資材の数は、よく数えて、メモしていたようだ。
そんなベトナム人だから、
お金がかかると、仕事は早い。特に、お金は出すから、
期限までに完成させてくれ、と言った時の頑張りは、
日本人でも目を見張るぐらい。彼らの仕事のスタイルは、
日本のそれとは大きく違う。まず、現場が決まると、
最初の1,2日で、現場の一角に小屋というか、柱と屋根と竹のシートで作った壁の
簡易的な建物を建てる。
そして、そこに住み込んで、
共同生活を開始させるのだ。
なので、みんな、現場初日は、
大きい旅行バッグとか、
人によっては、薄手の布団などを持って、
やってくる。作業員が、その現場に住み込み、そこで寝泊りをし、飲食をともにし、水を浴び、もちろん、作業も一緒だから、完全に24時間一緒である。
料理もそこで行う。これは、建築資材が盗まれる可能性があるのと、現場ごとに、どんどん移動していくので、部屋を借りて、定住してしまうと、次の仕事にありつけないからだ。これは、東南アジアでは、共通したスタイル。聞くと、労働者の半分ぐらいは結婚していて、1年に1,2回田舎に、家族に会いに帰る。後の半分は、こんなスタイルなどで、なかなか出会いがないようで、彼女がいる、と言う人は、ほとんどいなかった。
実際、私がいた現場は100%男。
たまに、村で祭りがあると、
みんなで来て、村の女の子を見ては、大喜び。
(でも、声をかける勇気なし)
現場を見学に来る、大学生女子がいると、
張り切って、作業にあたる。
いつも、そのやる気を見せてくれれば・・・。
特例で、その現場に奥さんも一緒に住んで作業していたり、子供も一緒に住んで(住所不定だが)その現場から、地元の学校に通う子もいるようだ。(転校が多くて、大変そうだ)これは、けっこう珍しい例で、
私は聞いたことはあるけど、
実際に見たことがない。
そんな移動する現場作業員の話。PR